HeartCore CMSで実現するWeb戦略|主な機能や料金プラン、活用事例を解説します
こんにちは。Wakka Inc.メディア編集部です。
HeartCore CMSは、豊富な機能を備えたパッケージ型CMSです。
本記事では、HeartCore CMSの基礎知識・活用事例を解説します。
HeartCore CMSのマニュアル一覧も、合わせてご覧ください。
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HeartCore CMSとは
HeartCore CMSとは、ヘッドレスCMSとしても利用可能で多機能なパッケージ型CMSです。
外部システムとの連携もでき、業種・業態を問わず多様なWebサイトに活用できます。
情報発信にとどまらず、顧客の属性にあわせたコンテンツ配信が可能で、企業のコンテンツのすべてを一元管理できるのが大きな特徴です。
HeartCore CMSは、多様化を続ける顧客に向けたさまざまなチャネルの管理プラットフォームとしても活用できます。
HeartCore CMSが選ばれる理由
HeartCore CMSが選ばれるのは、使いやすさ・カスタマイズ性の高さ・セキュリティ面での安全性などがおもな理由です。
理由 | 詳細 |
使いやすさ | Microsoft WordやMicrosoft Excelのようなエディタでの操作性を持つ。自動翻訳機能が搭載され、多言語サイトの構築に対応。 |
カスタマイズ性の高さ | 編集画面のカスタマイズが容易で、管理ユーザーのアクセス制限を使用したワークフロー設定も可能。 |
セキュリティ面での安全性 | 金融業界に選ばれるレベルの高度なセキュリティ対策が施されている。 |
上記のように、Webサイトの構築に必要なリテラシーが少ない人にも優しく、管理しやすい点がHeartCore CMSが選ばれる理由です。
HeartCore CMSのおもな機能
HeartCore CMSのおもな機能は以下の通りです。
- デジタル資産の一元管理
- コンテンツ作成・管理
- 編集画面カスタマイズ
- デジタルマーケティング
- 顧客管理
- サイト内検索
- マルチデバイス対応
- ソーシャル連携
HeartCore CMSは動的CMSに分類されますが、圧倒的なパフォーマンスの高さを持っているのも機能のひとつです。
企業の業務利用を想定したエンタープライズ版以上のキャッシュが搭載されており、ユーザビリティに富んだWebサイトを構築できます。
HeartCore CMSの料金プラン
HeartCore CMSの詳細な料金プランは公開されておらず、問い合わせが必要です。
HeartCore CMSのライセンス形態は2種類あり、それぞれに搭載されている機能は以下の通りです。
機能 | HeartCore Starter | HeartCore Standard |
CMS | 標準搭載 | 標準搭載 |
デジタルマーケティング機能 | 標準搭載 | 標準搭載 |
PIM | 標準搭載 | 標準搭載 |
DAM | オプション | 標準搭載 |
動的配信型Headless | オプション | 標準搭載 |
MA | オプション | 標準搭載 |
SEO解析・コンテンツ改善 | オプション | 標準搭載 |
またHeartCore CMSは、ライセンスを問わず、以下の機能はオプションです。
- サイト内検索 インデックス追加
- 動画作成・編集
- 翻訳
- 地域情報IP・企業情報IPオプション
HeartCore CMSのライセンス保守のサポート内容は以下の通りです。
- ソフトウェアを記録した媒体あるいはマニュアル等の印刷物に落丁などの欠陥があった場合の補修、補足または交換。
- ソフトウェアの使用に関し、ライセンス保守契約したお客様からの電話、またはメールによる質問に対する回答及びその運用に関する指導。
- ソフトウェアが製品プライスリストに記載された使用環境下で、ハートコア社が提供するマニュアル記載の仕様、 または製品製造元から回答した仕様通りに稼働しない等の問題が発生した場合、その原因調査及び解決方法等の助言。
- 原因調査の結果、その原因が本件ソフトウェアのプログラムの瑕疵による場合、その補修業務。
ライセンス保守についても料金が公開されていないため、具体的な金額は問い合わせてください。
なお、本章の情報は、株式会社HeartCore「HeartCore CMSのライセンス体系」から引用しています。
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HeartCore CMSの活用事例
「HeartCore CMSがどのようなケースに適しているのか、参考に知りたい」と感じる人もいるでしょう。
本章では、HeartCore CMSの活用事例を解説します。
企業サイト
HeartCore CMSは、複数のWebサイトを抱える企業が多く採用しています。
企業サイトのおもな活用事例について、簡単にまとめたものは以下の通りです。
企業名 | 詳細 |
株式会社SUBARU | 各事業部・国内販売会社・関係会社などが各々で管理・運営しており、関連サイト数は200以上に及んだ。HeartCore CMSの導入により、運用ルールの標準化をはじめとしたリスクマネジメント強化に成功。 参照:活用事例_株式会社SUBARU | サキドリ |
川崎重工業株式会社 | 日本国内で運営されるWebサイトと海外・各事業部で運営されるWebサイトでは情報の粒度がバラバラな状態にあった。HeartCore CMSの導入により、情報の粒度をそろえて最適化でき、グローバル規模のWebサイトリニューアルに成功。 参照:お客様事 例川崎重工業株式会社 様 |
日本航空株式会社 | Webサイトの更新は手作業だったため、作業効率が悪く、SEO効果も薄かった。HeartCore CMSの導入により、コンテンツ作成・公開・運用を一元管理が実現し、Webサイト運営業務全体が効率化した。また、SEO対策の効果が向上した。 参照:お客様事例 日本航空 株式会社 様 |
西武鉄道株式会社 | 静的CMSを活用していたが、サイトメンテナンス後の再構成に時間を要し、リアルタイムの更新性に欠けていた。HeartCore CMSの導入により、リアルタイム性・セキュリティ・運用の効率化を実現。 参照:お客様事例 西武鉄道 株式会社 様 |
HeartCore CMSは、上記のように、大企業が活用しています。
理由として、企業規模が大きくなるにつれてWebサイトの管理や運営にかかる労力が増大する傾向があり、HeartCore CMSの活用がそのような課題を解決に導く可能性を秘めているためです。
ポータルサイト
HeartCore CMSは、ポータルサイトとしても活用されています。
事例としては、株式会社JVCケンウッドのソリューションカンパニーである株式会社JVCケンウッド・公共産業システムです。
株式会社JVCケンウッド・公共産業システムは、業務用システム事業とJ&Kビジネスソリューションが合併したことにより、公式ホームページと社内ポータルサイトを統合する必要性が浮上しました。
使用している仕組みが異なっており、Webサイト運営の非効率性が課題でした。
HeartCore CMSを導入した結果、Web基盤が統合され、ユーザー・運営の両面が使いやすいWebサイトの構築に成功しています。
参照:お客様事例 株式会社JVCケンウッド・公共産業システム 様
その他の活用事例
HeartCore CMSは、マルチサイト展開ECにも活用できます。
HeartCore CMSのマルチサイト展開EC向けの機能と詳細は以下の通りです。
機能 | 詳細 |
コンテンツの一元管理 | マルチサイトのコンテンツを一元管理でき、集客強化のタイミングを逃しにくい。 |
マルチコンテンツ配信 | ヘッドレス機能により、Webサイト・アプリ・SNSなどにおけるパーソナライズ配信が容易。 |
カスタマイズ | ヘッドレスコマースとCMSの組み合わせることで、デザインの自由度が高まるため、ブランドの世界観を表現しやすい。 |
検索 | サイト内検索やインデックス機能の活用によって、ユーザーが求める商品・製品情報を獲得しやすい。 |
ECサイトは、オンライン決済の場面が多く、高度なセキュリティが欠かせません。
しかし、HeartCore CMSはデータベース内部の暗号化や管理画面の公開設定をせずに運用できる点から、高度なセキュリティを実現しているため安心です。
HeartCore CMSは、機能の豊富さやパフォーマンスの高さなども考慮すると、キャンペーンサイトのように集客を目的としている場合も適していると言えます。
HeartCore CMSの公式マニュアル一覧
HeartCore CMSは機能ごとのマニュアルが公開されており、一覧は以下の通りです。
- HeartCore Webコンテンツ管理システム クイックガイド
- HeartCore CMS インストールマニュアル(JSP版)
- HeartCore 操作ログマニュアル
- HeartCore ワークフロー機能設定マニュアル
- HeartCore CSV ページ作成機能マニュアル
- HeartCore Webアクセス統計値ロード機能マニュアル
- HeartCore 問い合わせフォーム作成マニュアル
- HeartCore ユーザーデータベース機能設定マニュアル
- HeartCore チューニング設定マニュアル
- HeartCore コンテンツビルダー機能マニュアル
- HeartCore キャッシュ機能マニュアル
HeartCore CMSは、上記のほかにもさまざまなマニュアルを公開していますが、バージョンアップをはじめとした要因により、マニュアルに掲載されている内容と実際の操作方法が異なっている場合がある点に注意してください。
最新の使い方を知りたい場合は、HeartCore株式会社のトレーニングサービスを利用することをおすすめします。
導入が決まった際は、HeartCore株式会社公式サイト「トレーニングサービス」のページを運用の参考にしてみてください。
HeartCore CMSでWebサイトを進化させよう
本記事では、HeartCore CMSの基礎知識や活用事例などを解説しました。
近年では人材不足が深刻化したこともあり、Webサイト運営の効率化を課題にしている企業がが多く存在します。
HeartCore CMSは、情報の一元管理機能やデジタルマーケティング機能などが搭載され、Webサイトの効率的な運営と最適化による効果増大が見込めるツールです。
さらには、多言語にも対応していることから、グローバル企業にとっても大きな味方となり得ます。
Webサイトの複雑化や属人化などの課題を抱える企業は、HeartCore CMSを活用したリニューアルを検討してみてはいかがでしょうか。
基盤から見直すことで、業務効率化・生産性向上・ガバナンス向上などに期待できます。
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