【2026年最新】ECサイト構築費用の相場は?7つの手法比較・売上規模別の総コストと見積書の読み方を徹底解説

最終更新日:2026.07.14
EC開発
中垣圭嗣
【2026年最新】ECサイト構築費用の相場は?7つの手法比較・売上規模別の総コストと見積書の読み方を徹底解説
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こんにちは。Wakka Inc.ベトナムラボマネージャーの中垣です。 

「ECサイトを構築したいけれど、どれくらいの費用がかかるのだろうか」とお悩みの担当者の方も多いのではないでしょうか。

ECサイトの構築費用は、数十万円で済むものから数千万円に及ぶものまで、選ぶ手法によって大きく異なります。
自社の売上目標や事業規模に合わない手法を選んでしまうと、無駄なコストが発生したり、後からシステムを乗り換えたりするリスクがあります。

本記事では、2026年最新のECサイト構築費用の相場や、7つの構築手法別の特徴を徹底的に解説します。

月商規模別のコストシミュレーションや、見積書の正しい見方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

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【一覧で分かる】ECサイト構築の7大手法と費用相場・売上規模早見表

ECサイト構築には、大きく分けて7つの手法が存在します。
自社の予算や想定する売上規模に合わせて、最適な手法を選ぶことが成功の鍵です。

まずは、各手法の初期費用や月額費用、想定される売上規模などの全体像を以下の表で把握しましょう。

※表は、横にスクロールできます

構築手法初期費用の相場月額費用の相場想定月商規模開発期間の目安
1. カートASP0円〜数十万円0円〜5万円〜1,000万円即日〜1カ月
2. クラウドEC300万〜500万円数十万円〜1,000万〜1億円3〜6カ月
3. オープンソース100万〜500万円数万〜数十万円500万〜5,000万円2〜4カ月
4. パッケージ500万〜数千万円数十万円〜1億円〜4〜8カ月
5. フルスクラッチ5,000万円〜100万円〜5億円〜半年〜1年以上
6. ECモール数万〜十数万円数万〜数十万円幅広い1〜2週間
7. SNSコマース0円〜数万円0円〜数千円〜100万円即日

上記の表を参考に、自社が目指す規模感と予算に合う手法の目安をつけてみてください。
次の章からは、それぞれの構築手法についてさらに詳しく解説していきます。

ECサイト構築にかかる7つの手法別費用・特徴を詳細解説

ここからは、ECサイト構築の7つの手法について、具体的な費用や特徴を深掘りします。
初期費用や月額費用だけでなく、決済手数料やカスタマイズの自由度も重要な比較ポイントです。

※2026年7月時点の金額です。最新情報は各公式サイトをご確認ください

1. カートASP(BASE、Shopify、MakeShopなど)

カートASPは、クラウド上で提供されるシステムを借りてECサイトを構築する手法です。
サーバーの準備が不要で、もっとも手軽かつスピーディーに自社ECを立ち上げることができます。

初期費用・月額費用の相場(2026年最新版)

カートASPの料金体系は、選ぶサービスやプランによって異なります。
代表的なサービスの2026年最新の費用相場をまとめました。

※表は、横にスクロールできます

サービス名プラン名初期費用月額費用
BASEスタンダード0円0円
BASEグロース0円16,580円(年払い時)
ShopifyBasic0円3,650円(年払い時)
ShopifyGrow0円10,100円(年払い時)
MakeShopプレミアム11,000円13,750円

既存のデザインテンプレートを使用すれば、初期費用をほぼ0円に抑えることが可能です。
ただし、制作会社にオリジナルデザインを依頼する場合は、別途数十万円の費用が発生します。

決済手数料とカスタマイズ費用の特徴

カートASPを利用する際は、売上に応じた決済手数料が発生します。
また、機能を追加するためのカスタマイズ費用もあらかじめ把握しておきましょう。

※表は、横にスクロールできます

項目特徴・費用相場
決済手数料2.9%〜6.6% + 取引ごとの固定費(数十円)
アプリ導入費機能拡張アプリを月額数百円〜数千円で追加可能
ソースコード改修システムの根本的な改修や独自機能の追加は原則不可

カスタマイズはアプリの導入が中心となり、自由度には一定の制限があります。
特殊な機能要件がある場合は、他の構築手法を検討する必要があります。

2. クラウドEC(メルカート、ebisumartなど)

クラウドECは、ASPの手軽さとパッケージの拡張性を兼ね備えた中〜大規模向けの手法です。
プラットフォーム側がシステムを常に最新状態へ自動でアップデートする点が大きな特長です。

初期費用・月額費用の相場

クラウドECの費用は、ASPと比較して高額になる傾向があります。
具体的な費用相場は以下の通りです。

※表は、横にスクロールできます

費用項目金額の目安備考
初期費用300万〜500万円サイト設計、デザイン、基本設定など
月額費用数十万円〜サーバー費用、基本システム利用料
従量課金売上の数%程度アクセス数や売上規模に応じて変動

中規模以上のビジネスで、安定したインフラと最新の機能を利用したい企業に最適です。

決済手数料とカスタマイズ費用の特徴

クラウドECは、ASPよりも柔軟なカスタマイズが可能です。
ただし、開発費用が高額になりやすい点には注意が必要です。

※表は、横にスクロールできます

項目特徴・費用相場
決済手数料3.2%〜
カスタマイズ(アドオン)自社専用の機能追加が可能
カスタマイズ費用1機能あたり数十万〜数百万円と高額化しやすい

基幹システム連携など、複雑な要件を実現できるのがクラウドECの強みです。

3. オープンソース(EC-CUBEなど)

オープンソースは、無償で公開されているプログラムを自社サーバーにインストールして構築する手法です。
システム自体は無料ですが、構築に関する専門知識が求められます。

※表は、横にスクロールできます

初期費用・月額費用の相場

オープンソースを利用する場合の主な費用は、制作会社への外注費とインフラ代です。

費用項目金額の目安備考
システムライセンス料0円誰でも無料でダウンロード可能
初期構築費(外注時)100万〜500万円デザイン、機能実装、サーバー構築など
月額インフラ費用数千〜数万円サーバー代、ドメイン代など

自社にエンジニアがいない場合は、外部に開発を委託するための費用が必須となります。

決済手数料とカスタマイズ費用の特徴

オープンソースは完全なカスタマイズが可能ですが、それに伴うリスクも存在します。

※表は、横にスクロールできます

項目特徴・注意点
決済手数料決済代行会社と個別契約(おおよそ3.0%〜)
カスタマイズ性ソースコードを自由に編集できるため、制限なし
保守・セキュリティリスクプラグインの競合バグや脆弱性対応はすべて自社の責任

自由度が高い反面、定期的なセキュリティアップデートやバグ対応のコストを見込んでおく必要があります。

4. パッケージ(ecbeing、Commerce21など)

パッケージ開発は、EC運営に必要な標準機能が備わったソフトウェアを購入し、自社向けに改修する手法です。
年商1億円を超えるような大規模ECサイトの構築に多く採用されます。

初期費用・月額費用の相場

パッケージ型のECシステムは、初期投資とランニングコストともに規模が大きくなります。

※表は、横にスクロールできます

費用項目金額の目安特徴
初期費用500万〜数千万円ソフトウェア代金とカスタマイズ開発費を含む
月額費用数十万円〜保守サポート、サーバー維持費、ライセンス更新料
決済手数料2.5%〜3.0%程度大規模な決済ボリュームにより手数料率を抑えやすい

既存の基幹システムや在庫管理システム(WMS)との連携を深めるほど、数千万円規模にコストが膨らみます。

5. フルスクラッチ開発(完全オーダーメイド)

フルスクラッチは、既存のシステムや枠組みを一切使わず、ゼロからコードを書いて構築する手法です。
自社独自のビジネスモデルを完全にシステム化したい場合の最上位の選択肢となります。

※表は、横にスクロールできます

初期費用・月額費用の相場

フルスクラッチ開発は、全手法の中でもっとも費用と期間がかかります。

※表は、横にスクロールできます

費用項目金額の目安備考
初期構築費用5,000万円〜数億円大規模なプロジェクトチームを組成
月額運用保守費100万円〜数百万円専任のエンジニアチームによる保守体制
開発期間半年〜1年以上要件定義から綿密に行うため長期化

莫大な投資が必要となるため、年商数十億円以上のエンタープライズ企業向けの手法です。

決済手数料とカスタマイズ費用の特徴

システムを完全に自社で保有するため、外部サービスへの依存を最小限に抑えられます。

※表は、横にスクロールできます

項目特徴
決済手数料決済代行会社との直接交渉により、2%前半〜と最安水準
カスタマイズ性自社ビジネスに100%合わせた無限のカスタマイズが可能
所有権システムの著作権や所有権を自社で保持できる

初期コストは高いものの、長期的に見れば手数料の削減によって利益率を高められる可能性があります。

6. ECモール(楽天市場、Amazonなど)

ECモールは、すでにある巨大なインターネット上の商業施設(プラットフォーム)にテナントとして出店する手法です。
自社独自のECサイトを構築するのとは対照的なアプローチとなります。

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初期費用・月額費用の相場

モールの集客力を活用できる反面、月々の固定費や各種手数料が発生します。

費用項目金額の目安備考
初期出店費用数万〜十数万円出店審査や初期登録にかかる費用
月額基本料数万〜十数万円出店プラン(商品登録数や容量)により変動

自社で集客の仕組みを一から構築することが難しい企業にとって、有効な選択肢です。

決済手数料・モール手数料(ロイヤリティ)の特徴

ECモール最大の注意点は、売上に対する手数料構造が複雑な点です。

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手数料の種類概要と目安
システム利用料売上の数%〜十数%(モールやプランによって異なる)
ポイント原資顧客に付与するポイントの負担分(1%〜)
決済手数料モールの決済システム利用料(数%)
アフィリエイト手数料外部経由で売れた場合の成果報酬

これらを合算すると売上の10〜20%が手数料として引かれるため、利益率の正確な計算が不可欠です。

7. SNS・ソーシャルコマース(Instagramなど)

SNSコマースは、Instagramなどのショッピング機能を活用し、独立したWebサイトを持たずに販売する手法です。
フォロワーと直接つながりながら、シームレスな購買体験を提供できます。

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初期費用・月額費用の相場

SNSアカウントの開設や機能の利用自体は、基本的に無料で行えます。

費用項目金額の目安特徴
アカウント開設費0円企業アカウントの作成
ショッピング機能利用料0円SNS側の基本機能は無料で利用可能

初期投資が不要なため、新規事業のテストマーケティングとして非常に適しています。

決済手数料と購入導線の特徴

近年は、SNSから直接決済画面へ誘導できる安価なツールも登場しています。

※表は、横にスクロールできます

項目特徴と活用ツール例
購入導線SNSの投稿から決済リンクへ直接遷移させる
活用ツールShopify Starterプランなど
費用と手数料月額750円程度 + 取引手数料(約5%)

まずはSNSコマースで顧客の反応を確かめ、売上が伸びてから本格的なECサイトを構築する流れが増えています。

ECサイトの見積書を読み解く!費用内訳の4大分類

制作会社から提示された見積書を見ても、「どこにいくらかかっているのか分からない」という声は少なくありません。
ECサイト構築にかかる費用は、大きく4つのカテゴリーに分類してチェックするのが鉄則です。
この分類を理解しておけば、無駄なコストを省き、適切な予算配分が可能になります。

①初期構築費(要件定義・デザイン・実装)

初期構築費は、ECサイトを作り上げるために最初にかかる一過性の費用です。
プロジェクト全体の総コストの約6〜8割を占める、もっとも大きな出費となります。

要件定義・ディレクション費

どのようなサイトにするかを取り決める、プロジェクトの設計図づくりにかかる費用です。

※表は、横にスクロールできます

項目費用の目安役割
要件定義費全体構築費の10〜15%必要な機能やシステム構成を文書化する
ディレクション費全体構築費の10〜15%進行管理、品質管理、制作チームの統括

この工程の費用を削ると、後になって「欲しかった機能がない」といったトラブルの原因になります。

デザイン・UI/UX設計費

ユーザーの目に見える画面のデザインや、使いやすさを設計するための費用です。

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ページ種類費用相場の目安(1ページあたり)
トップページ5万〜15万円
商品一覧・詳細ページ3万〜8万円
カート・決済画面3万〜10万円
下層ページ(会社概要など)1万〜3万円

完全オリジナルデザインにするか、既存のテンプレートを流用するかで費用は大きく変動します。

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フロントエンド・バックエンド実装費

デザインを実際のWebサイトとして動かすためのプログラミング費用です。

開発領域費用の決まり方役割
フロントエンド実装エンジニアの「人月(工数)」× 単価画面の動きやレイアウトのコーディング
バックエンド実装エンジニアの「人月(工数)」× 単価データベース構築や機能・決済の裏側処理

複雑な機能を求めるほどエンジニアの作業時間(工数)が増え、実装費は高額になります。

②月額利用料・ライセンス費

サイトが完成した後、システムを使い続けるために毎月発生する固定費です。
ASPのサブスクリプション料金や、パッケージ製品の年間保守ライセンス料などが該当します。
売上の増減に関わらず毎月必ず請求されるため、長期的な利益を圧迫しないか確認しましょう。

③運用保守費(インフラ維持・バグ改修)

ECサイトを安全に維持し、安定して稼働させるための費用です。
初期費用とは別に、ランニングコストとして毎月あるいは毎年かかってきます。

※表は、横にスクロールできます

運用保守の項目費用の目安と内容
サーバー・インフラ費月額数千円〜数十万円(アクセス数に応じる)
SSL証明書更新費年間数万〜十数万円(通信の暗号化維持)
バグ改修・OSアップデート月額保守契約(初期費用の5〜15%程度が目安)

システムは構築して終わりではなく、最新の環境に合わせた定期的な保守・メンテナンスが必要です。

④集客・マーケティング費(広告・SEO・SNS)

多くの担当者が見落としがちなのが、「サイトを作った後にかかる費用」です。
ECサイトは、適切な集客施策を講じなければ訪問者を獲得しにくく、継続的な集客の取り組みが必要です。

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マーケティング施策費用の目安期待できる効果
Web広告(リスティング等)月額数十万円〜短期的なアクセス向上と売上獲得
SEO対策コンサルティング月額10万〜30万円長期的な検索順位向上と自然流入の増加
SNS運用代行月額10万〜50万円ブランド認知の拡大とファン育成

事業計画を立てる際は、売上目標の20〜30%をマーケティング予算として確保しておくのが現実的です。

【月商別】ECサイト構築・運用のコストシミュレーション(モデルケース)

「自社の規模なら、結局どれくらいかかるのか」をイメージしやすいよう、月商別のモデルケースを作成しました。
社内稟議にも活用できるよう、売上規模に応じた推奨手法と総コストの試算を紹介します。

【月商100万円】小規模スタート向けの推奨手法と総コスト試算

新規事業や個人事業主など、まずは小さく始めて市場の反応を見たいフェーズです。
スピードと低リスクを最優先に考えるべき段階と言えます。

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項目シミュレーション内容
推奨手法カートASP(BASE、Shopify Basicなど)
初期費用(総コスト)10万〜50万円(既存テンプレートを活用して自社構築)
月間ランニングコスト約5万〜8万円(システム利用料+決済手数料込み)
開発リソース社内担当者1〜2名(外注なし)

まずは初期投資を抑え、浮いた予算をSNS広告などの集客に充てるのが一般的です。

【月商1,000万円】中規模ECサイト向けの推奨手法と総コスト試算

商品数が増え、顧客データの活用や業務の自動化が求められる成長フェーズです。
既存のシステムでは機能不足を感じやすくなるタイミングでもあります。

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項目シミュレーション内容
推奨手法Shopify Advanced/Plus、クラウドEC
初期費用(総コスト)300万〜1,000万円(オリジナルデザイン・外部システム連携)
月間ランニングコスト30万〜60万円(システム利用料、保守費、決済手数料)
強化すべきポイントCRM(顧客管理)連携、在庫管理の自動化

この規模になると、制作会社への外注が必須となり、初期費用は数百万円単位に跳ね上がります。

【月商1億円】大規模・エンタープライズ向けの推奨手法と総コスト試算

全国展開するブランドやBtoB企業など、複雑な業務要件を持つ大規模なEC事業のフェーズです。
既存の基幹システムや自社倉庫とのリアルタイム連携が不可欠になります。

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項目シミュレーション内容
推奨手法パッケージ、フルスクラッチ、ヘッドレスEC
初期費用(総コスト)5,000万円〜数億円
月間ランニングコスト100万〜300万円(専任の保守チーム体制)
求められる要件独自決済ロジック、高度なセキュリティ、WMS(倉庫管理)連携

Wakka Inc.が得意とする領域でもあり、高度な技術力を持つ開発パートナー選びがプロジェクトの命運を分けます。

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Wakka Inc.によるECサイト構築実績・費用レンジ

一般的な相場だけでなく、実際の開発会社がどのようなプロジェクトをいくらで手掛けているのかをご紹介します。

事例1:ヘッドレスECを活用した中〜大規模ECリニューアル

ユーザーが見る画面(フロント)と、裏側の処理(バックエンド)を切り離す「ヘッドレスEC」の構築事例です。
表示速度の劇的な改善と、スマートフォンアプリへの展開を見据えたプロジェクトです。

※表は、横にスクロールできます

項目プロジェクト実績
プロジェクト概要ヘッドレスアーキテクチャによる高速・軽量なECサイトのリニューアル
金額レンジ約2,500万円
開発期間約7カ月
開発チーム体制PM1名、テックリード1名、エンジニア4名、QA(テスト担当)1名

最新技術を取り入れることで、将来の拡張性にも強いシステム基盤を構築しました。

事例2:フルスクラッチによる独自の定期購入(サブスク)システム構築

既存のパッケージ製品では対応しきれない、独自の割引ルールを持つサブスクリプション型ECの構築事例です。
複雑な配送サイクルと決済ロジックをゼロから設計・開発しました。

※表は、横にスクロールできます

項目プロジェクト実績
プロジェクト概要複雑な割引ロジックと配送サイクルを統合した独自サブスクECの構築
金額レンジ約6,000万円
開発期間約10カ月
開発チーム体制PM1名、システムアーキテクト1名、エンジニア6名、テスター2名

ビジネスモデルそのものをシステム化することで、他社には真似できない競合優位性を実現しています。

【2026年度最新】ECサイト構築に活用できる3つの補助金・助成金

ECサイト構築の費用負担を減らすために、国や自治体の補助金制度の活用は非常に有効です。
ここでは、2026年現在の最新の公募要領に基づいた、代表的な3つの補助金を紹介します。
制度は毎年変更されるため、常に最新情報を確認するようにしてください。

小規模事業者持続化補助金(ECサイト制作・リニューアル対象)

従業員数が少ない小規模事業者の販路開拓を支援する、最も使い勝手の良い補助金の一つです。

※表は、横にスクロールできます

項目制度の概要(2026年度版目安)
対象要件商業・サービス業で従業員5名以下など、規定の小規模事業者
補助上限額50万〜200万円(申請枠により異なる)
補助率対象経費の2/3(一部要件で3/4)
使い道Webサイト制作枠があり、ASPを用いたECサイト初期構築などに最適

小規模なEC立ち上げ時のデザイン費用や初期設定費用をまかなうのに適した選択肢です。

ものづくり補助金(基幹システム連携・物流自動化向け)

単なるサイト制作ではなく、大幅な業務効率化を伴う革新的なシステム投資を支援する制度です。

※表は、横にスクロールできます

項目制度の概要
対象となる取り組みECを起点とした自動出荷システムや自社倉庫(WMS)のDX連携など
補助上限額750万円〜数千万円(従業員規模により変動)
補助率1/2 又は 2/3
特徴単なる「ネットショップ開設」では採択されず、生産性向上の事業計画が必須

数千万円規模のパッケージ導入やフルスクラッチ開発を検討している企業は、ぜひ視野に入れたい制度です。

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の2026年最新動向

かつてECサイト構築に広く使われていた「IT導入補助金」は、制度改修により注意が必要です。
2026年現在、「ECサイトの単体新規制作」は原則として対象外、又は大幅な制限がかかっています。

※表は、横にスクロールできます

変更点・注意点2026年現在の実態と対応策
単体制作の扱いカートASPのみを使った単純なEC開設は補助対象外になるケースが多い
対象となるケースAI機能を搭載した受発注システムや、基幹システムと連携するSaaSパッケージの導入
補助金申請のコツ事前にIT導入支援事業者に相談し、対象ツールとして登録されているか確認する

制度の変更を正しく理解し、自社の要件が補助金の趣旨に合致するかを慎重に見極める必要があります。

ECサイトの構築費用を大幅に抑える3つのコツ

限られた予算内で高品質なECサイトを作るためには、開発の進め方にも工夫が必要です。
ここでは、無駄なコストを削減し、費用対効果を高めるための現実的なアプローチを3つ紹介します。

1. 要件定義の徹底で不要なカスタマイズ(アドオン)を削減

必要以上に機能を追加すると、開発工数が増加し、費用が急増します。
まずはビジネスに不可欠な最小限の機能(MVP)だけを定義し、最短でリリースすることを目指しましょう。

※表は、横にスクロールできます

要件の絞り込み方具体的なアクション
必須機能(Must)決済、商品管理、在庫連動など、これがないとビジネスが成立しないものに投資
希望機能(Want)AIレコメンドや高度な検索機能などは、リリース後の売上を見てから追加検討
業務の見直しシステムをカスタマイズするのではなく、人間の業務フローをシステムに合わせる

段階的にシステムを成長させていくマインドセットが、初期費用を抑える最大の秘訣です。

2. ラボ型開発(委託型チーム)の活用で仕様変更のコストを最適化

一般的な「請負契約」では、仕様変更のたびに再見積もりが発生し、結果的に高額になりがちです。
一方、「ラボ型開発」は一定期間エンジニアのリソースを確保し、その中で柔軟に開発を進める契約形態です。

※表は、横にスクロールできます

契約形態コスト構造メリット・向いているプロジェクト
請負契約仕様確定後の固定金額要件が完全に決まっており、納期厳守の小規模開発
ラボ型開発毎月の固定月額(人月計算)アジャイルに進めたい、仕様変更が発生しやすい中〜大規模開発

中〜大規模なEC構築において、無駄な再見積もりを防ぎ、コスト効率を劇的に改善できる手法です。

3. ラボ型開発による高品質かつ低価格なエンジニアリソースの確保

国内における優秀なITエンジニアの単価は年々高騰しており、開発費用の増加を招いています。
実績豊富な海外拠点を活用する「ラボ型開発」を組み合わせることで、コスト削減が可能になります。

※表は、横にスクロールできます

リソースの確保方法特徴とコスト削減効果
国内の制作会社・SIer単価は高いが、コミュニケーションがスムーズ
ラボ型開発(ベトナムなど)国内と同等の技術力を持ちながら、人件費を抑えられる
期待できる効果フルスクラッチやヘッドレスECの構築コストを最大3〜4割削減できるケースも

Wakka Inc.のように、ブリッジSEが介在して品質を担保できる体制を有するパートナーを選定することが重要です。

ECサイト構築費用に関するよくある質問(FAQ)

最後に、ECサイト構築を検討中のご担当者様からよく寄せられる費用に関する質問にお答えします。
社内での検討や、決裁者への説明材料としてお役立てください。

Q1. ECサイトは10万円以下で作れますか?

A:BASEなどの無料ASPを使い、自社で初期設定を行えば10万円以下(実質ほぼ0円)でも構築可能です。
デザインを既存テンプレートのまま使用し、商品登録も自社スタッフで行うことが前提となります。
ただし、オリジナルの機能追加やブランドイメージに合わせた独自デザインを行う場合は状況が異なります。
その場合は制作会社への外注が必要となり、最低でも数十万円以上の費用がかかることを想定してください。

Q2. 月額費用の相場はどれくらいですか?

A:選択する構築手法や事業規模によって、月額費用は大きく異なります。
個人〜小規模向けのASPであれば、月額数千円〜1万円程度の固定費に収まるケースがほとんどです。
しかし、中規模向けのクラウドECやパッケージになると、月額数十万〜数百万円の固定費が発生します。
さらに売上の数%という従量課金も加わるため、自社の想定月商とのバランスでシステムを選ぶ必要があります。

Q3. 自社ECとECモール、どちらを優先して費用をかけるべきですか?

A:ブランド認知度が低く、即座に売上を立てたい場合は集客力のある「ECモール」への投資が有利です。
モール内の広告を活用し、まずは商品を多くの人の目に触れさせる戦略が有効に働きます。
一方で、リピーターを獲得して利益率を高め、顧客データを自社資産にしたい場合は「自社ECサイト」に投資すべきです。
現代のECビジネスでは、目的に応じて両者を併用するオムニチャネル戦略が主流となっています。

まとめ:自社の売上目標と予算に見合った最適なECサイト構築手法を選ぼう

ECサイトの構築において、「安ければ良い」「高機能なら良い」という正解はありません。
自社の現在の売上規模、数年後の成長予測、そして運用体制に「フィットしているか」がすべてです。
初期費用だけでなく、公開後に継続してかかるランニングコストやマーケティング費用も必ず計算に入れましょう。
要件を絞り込み、ラボ型開発を賢く活用することで、高品質なECサイトを適正価格で構築することが可能です。

Wakka Inc.では、ECサイト構築・手法選定の個別無料相談会や見積もりシミュレーションを実施しています。
貴社の事業計画に合わせた最適なシステム構成とコスト削減プランをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

WaGAZINE読者さま限定!

料金目安もわかるECサイト構築ガイド簡易診断フローチャート付き

新規ECサイト構築や自社ECサイトの評価チェックをしたい方にオススメ

この記事を書いた人
中垣圭嗣

WebメディアでPGから管理職まで幅広く経験し、Wakka Inc.に参画。Wakka Inc.のオフショア開発拠点でラボマネジャーを担当し、2013年よりベトナムホーチミンシティに駐在中。最近では自粛生活のなかでベトナム語の勉強にハマっています。

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