【ラボ型開発】おすすめはベトナム!その理由と具体的なメリットとは?

2021.11.10
ラボ型・オフショア開発
中垣圭嗣
目次

はじめに

ラボ型開発を検討する際に、まず、「どこの国」に拠点を作ることが良いのかという疑問を持つのではないでしょうか。

検索するとフィリピンや中国、ベトナム、インドなど日本から近いアジアの国だけでも多くの候補が出てくるものの、
結局どの国が一番良いのかということに迷う方は多いと思います。

特に、初めての海外のラボ型開発では、現地人材のスキルや日本の開発チームとの相性、さらに現地出張の際の治安など色々と不安になり、なかなか一歩が踏み出せないという方の話も耳にします。

そこで今回はWakka Inc.が10年以上のラボ型開発や現地法人設立支援をしてきた経験から、いま『オフショアラボ型開発で一番おすすめできる国はベトナム』と言える理由について説明していきます。

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ベトナムってどんな国なの?

①国土・気候

ベトナムの国土は33.1万平方キロメートルで、日本に例えると北海道+本州+四国を足したくらいの面積です。また、日本と同じように南北に長い形状なので、地域によって気候が大きく異なります。主要都市は北部の首都ハノイと南部の経済都市ホーチミンとなっており、どちらかに拠点を構える日本企業が多い傾向です。

それぞれの気候としては北部の都市ハノイは日本ほどではないですが四季の変化があり、夏場は30度を超える日が多く、冬は10度を下回ります。一方でホーチミンは南部の熱帯モンスーン性気候なので、年間の平均気温は25度以上の常夏のエリアとなっています。

②主要な交通機関

ベトナムは飛行機の国内線や南北を結ぶ統一鉄道、高速バスなど複数の長距離移動手段があります。日本からの出張で現地を視察する場合は、移動時間も短く快適な国内線を利用すると良いでしょう。

また、基本的に日本の地下鉄のような短距離の鉄道はありません。現地の方の普段の移動手段はバイクがメインとなっており、全世帯の9割近くがバイクを保有していると言われています。
実際に乗ってみると楽しい乗り物ではありますが、万が一事故を起こした際に、海外保険だけでは事故相手への補償が対象外になるケースがあるので、出張や駐在中に自分で運転することは避けましょう。

出張や駐在者向けにはタクシーでの移動をお勧めしています。東南アジアではタクシー配車Uberのアジア版「Grab(グラブ)」という配車アプリがあり、
言葉がわからなくても、アプリで移動先を指定すれば良く、所用時間や費用もわかりやすいのでビジネスでの移動に最適です。

※初回はSMSでのアクティベーションが必要なので、アカウント開設は出張前の日本国内で対応すること良いと思います。

③通貨と物価

ベトナムの通貨はドン(VND)が使われており、一般的に紙幣は500ドンから50万ドンが流通しています。為替レートによって異なりますが、イメージとして500ドンが2-3円、50万ドンが2,000円-3,000円くらいの感覚です。

また、スーパーやコンビニの商品で物価を例えると、ミネラルウォーターが30円、ビールが60円、お弁当が300円くらいのイメージですので、日本に比べると生活コストが安く感じられると思います。さらに、タクシーについては10kmで400円程度ですので、日本の鉄道移動のような感覚でタクシー移動が可能です。

宿泊コストはピンからキリまでですが、ビジネスに集中できる快適な生活を送るためにはホテル一泊5,000円以上、駐在者向けのサービスアパートでは10万円/月くらいを見ておくと良いでしょう。

ベトナムの経済都市ホーチミンであれば、常夏のエリアで日本に比べてコストパフォーマンスよく生活や移動ができるので、初めてのベトナム拠点設立であればホーチミンをおすすめします。

ベトナムのIT人材は専門スキルが高い

①幼少期からのSTEM教育

STEM教育という言葉は初めて耳にするという方も多いと思います。STEMとは科学・技術・工学・数学の頭文字をとった教育分野のことで、2000年代ごろから各国が科学技術開発の競争力向上で取り組み始めています。

ベトナムは日本と同様に9年間の義務教育期間があり、中学〜高校の期間でのSTEM教育に着手しており機材やスマート教室などの整備を進めています。

STEM教育の成果もあり、OECDの2013年学習到達度調査では、ベトナムの科学的リテラシーのスコアがグローバル8位にランクされており、IT開発のベースとなるリテラシーが高いといえます。

②国がIT人材の育成に注力

ベトナムは2010年に「ベトナムをICT大国にする」という方針を示し、大学でのIT教育の強化に加えて、海外からの案件も獲得できるように、英語や日本語などの外国語教育にも力を入れています。

その結果もあり、2012年の独立行政法人情報処理推進機構の調査では、日本のオフショア発注先として、ベトナムは中国に次ぐ2位にまで成長しています。

さらに、日本のエンジニアの平均人件費は600万円程度と言われている中、ベトナムでは同じ開発スキルの人材が300万円くらいの人件費で確保することができるので、優秀な人材が獲得しやすいというメリットがあります。

③真面目で専門性を大切にするマインド

国民性は一概には言えない部分はありますが、ベトナム人は一般的に勤勉で専門性を大切にする傾向にあると言われています。
日本人の国民性も勤勉と言われていますので、海外拠点として設立する際には比較的相性が良いでしょう。

また、情報技術系の大学でも外国語教育に力を入れているので、日本語が話せるエンジニアも現地で探すことができます。
海外拠点として設立する際には、日本語とベトナム語が話せるエンジニアにブリッジSEになってもらうことで、日々の開発コミュニケーションを進めやすくなります。

投資優遇など制度が充実している

ベトナム政府はICT産業の育成に力を入れており、2020年までに数百億円の投資を行なったり、外資の誘致のために税率優遇などを行なったりしています。

例えば、税率優遇では設立後4年間の税控除に加えて、その後9年間の50%減税などの手厚い優遇があります。

一方で、対象になるためのルールが複雑だったり、現地の官公庁とのやりとりの手間が発生したり、現地法人運営のノウハウが必要だったりと、初めての企業にとっては非常にハードルが高い作業が発生することに注意が必要です。

実際にベトナムの開発拠点を検討する際には、現地法人があり直近の設立実績があるパートナー企業と連携すると良いでしょう。

まとめ|ラボ型開発はベトナムがおすすめ!

ベトナムはIT産業の育成に力を入れており、優秀な人材や税優遇など第二の開発拠点として魅力的な国と言えます。
加えて、生活コストも安く料理も日本人の口に合うので、将来的に開発拠点を設立する際の出張・駐在の現地生活も安心です。

弊社では、10年以上ベトナムでのオフショア・ラボ型開発の実績があり、日本本社とベトナム支社が一丸となってお客様の開発をサポートしています。
また、将来的にはお客様の開発リソースの確保やベトナム拠点の税優遇が得られるように、現地のラボ開発チームを中心に子会社化移行の支援プランもご用意しています。

また、Webでの現地視察オプションやラボ型開発を詳しく知ることができる1on1セミナーもご用意していますので、ベトナムでの開発拠点設立に興味がある方は、まずはお気軽にWakka Incにお声がけください。

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この記事を書いた人
中垣圭嗣

WebメディアでPGから管理職まで幅広く経験し、Wakka Inc.に参画。Wakka Inc.のオフショア開発拠点でラボマネジャーを担当し、2013年よりベトナムホーチミンシティに駐在中。最近では自粛生活のなかでベトナム語の勉強にハマっています。

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