キャリアも、おしゃれも、自分らしく。中谷さんが語るSEのリアル

2025.07.17
はたらき方
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林田 矩子
キャリアも、おしゃれも、自分らしく。中谷さんが語るSEのリアル

こんにちは。人事部の林田です。

猛暑が続いておりますが、まだセミの鳴き声が聞こえてこないなと思う今日この頃です。セミの幼虫も暑すぎて土の中の方が快適だったりするのでしょうか。
早いもので、去年の初夏からWakkahubで記事を書き始めて、ちょうど1年が経ちました。社員インタビューでは普段じっくり話すことのないメンバーから話を聞くことができ、とても有意義だなと感じています。これからもWakka Inc.の魅力を伝えるべく続けていきたいと思います。

さて、今回インタビューさせていただいたのは、Wakka Inc.のシステム開発を支える柱の一人、システムエンジニアの中谷さんです。

Wakka Inc.は特徴としてシステム開発の上流工程(要件定義〜設計)を日本、下流工程(製造〜テスト)をグループ会社のLampart(ベトナム)と、分業体制をとっています。

この環境の中で、中谷さんはどのように業務を進めているのか、どうしてWakka Inc.への転職を決めたのかなどお話を聞いていこうと思います。

目次

中谷さんについて

林田
林田
中谷さん、本日はよろしくお願いします。人事部とシステム開発部とでは、じっくりお話しする機会も少ないので、色々とお伺いできればと思っております。
このオウンドメディアのWakkahubは、Wakka Inc.に興味を持っていただいた求職者の方にも読んでいただいているという事が分かりましたので、中谷さんのインタビューを通してさらにWakka Inc.の魅力を伝えられるといいなと思っています。
中谷
中谷
はい、よろしくお願いいたします。
中谷
中谷
今は、、というか入社してからずっと携わっているプロジェクトなのですが。
Wakka Inc.が開発から10年以上携わってきたシステムがあるんですけど、そのシステムの機能追加や改善・改修に関する上流工程を担当しています。お客さまとの要件調整から設計レビュー、製造開発チームとの連携、リリース対応まで一連のプロジェクト管理・推進といったところですかね。
中谷
中谷
大学は文学部志望だったんですけど、浪人することになって、その浪人中にちょうどインターネットが流行り始めたんです。それで、将来の職業として考えたときに情報系の分野も面白そうだなって思って路線変更することにして、経済学部で情報系の勉強ができる学科に進学してエンジニアの道に入りました。
林田
林田
学生時代から先を見据えていて、尊敬します。わたしは何も考えていなかったので、氷河期には氷河に流されるものだと思ってましたから。

転職しようと思った理由

林田
林田
転職しようと思ったきっかけはなんだったんですか?
中谷
中谷
前職はSESの会社で大阪の本社にいたんですけど、東京支店の方ももっと人を増やしていこうという流れになった時に「あ、行きます」って手を挙げて上京することになりました。
中谷
中谷
はい。もともとライブとかで東京にはよく来てて、これからはライブ行きやすくなるなって思って。大阪からだと交通費もけっこうかかってたし。
中谷
中谷
そうです。いくつか理由はあるんですけど、1番の理由は前職でこれ以上のキャリアは望めないなと感じたことです。まわりの同期の状況を見ていても、これ以上の昇給もできなさそうだなと思いました。そんな中、担当していたプロジェクトも運用フェーズに入ったところだったし、このタイミングで自分のスキルを活かせる新しい挑戦をしたいと思って転職活動を始めました。

転職先をWakka Inc.に決めた理由

林田
林田
数あるシステム開発会社の中で、Wakka Inc.を選んだ理由をおしえていただけますか?
中谷
中谷
転職活動は求人媒体に登録して、オファーをいただいたところに応募していました。
そんな中、河原さん(開発部長)との面接が印象に残りました。河原さんの、いい意味でのゆるっとしたところが心地よさそうで、働きやすそうだし、ちゃんと仕事ぶりを見て評価してくれそうだなと思えました。
今後も上流工程でやっていきたいなって思っていたし、これまでの経験も活かしたかったので。前職はSESだったので、プライム案件で上流ができるというところもキャリアアップとして魅力的に感じました。

あと、これは入社してから気づいたんですが、Wakka Inc.って髪型とか服装についてゆるいですよね。髪色とかも。
中谷
中谷
あー(よく言われる)。実は意識はしてないんです。単に管理が楽だからという理由で。
全部染めるとてっぺんから黒くなってくるのが気になってきちゃうから、先の方だけ脱色して色を入れるようにしてます。色を変えたりするとテンション上がるしおしゃれだし、傷んじゃって髪がボロボロになっても先の方を切れば良いしなって
林田
林田
なるほど!おしゃれと効率を両立させているわけですね。ステキ!!

業務内容について

林田
林田
中谷さんはシステム機能の要件をお客様と打ち合わせをするところから担当されていますよね?
要件をまとめるって、お客さまがシステム開発について詳しい人だったら、話もスムーズに進むと思うんですけど、私みたいにシステムに対してド素人だったりすると、要件をまとめるのは難しそうです。
中谷
中谷
そうですねぇ。
今担当しているお客さまについては最初から具体的に出してくれる方が多いので、そのあたりはスムーズです。やりたいことをスプレッドシートに箇条書きでまとめられていたり、パワポで具体的な画面イメージを出してくださるところもあるし。

そういうものがなかった場合は『何をやりたいのか』っていうところのイメージを作って、これで良いでしょうか?って確認しながら進めるんですけど、そうするとそこでまた具体的な意見が出て来たりするので、少しずつすり合わせて認識に齟齬がでないようにまとめています。
中谷
中谷
なんとなくありますね。窓口担当だったり、アプリ系担当だったり、あとは過去に似たような案件に対応していたら、そのメンバーにメンションが来るので担当するとか。
中谷
中谷
えーと。
うーん、どう言えばいいのか。
担当するのが多いのは、別システムとの連携部分です。機能連携とか外部連携ですね。それから今は新サービスの申し込み周りの機能を担当しています。
今のプロジェクトは、機能をリリースするっていう大きめの依頼と、細かい修正や機能改善といった小さめの依頼の両軸で動いているんですね。
お客様からの要件を元に仕様を決めて、関係者とともに設計に落としたものを、ベトナムのLampartに流す形で進めています。
中谷
中谷
お客さまから「このタスクを早めたい」って依頼が来たときは、ベトナムの製造開発側に調整をお願いします。ただ、ベトナム側も複数の業務を抱えているので、優先順位をやりくりして、お客様にも「これを優先して進める代わりにこちらのタスクは遅くなります」って伝えて調整をしています。
もちろん、チーム内の他のメンバーの担当案件にも影響が出ちゃうことにもなるので、チーム内でもコミュニケーションを取って調整することも必要になってきます。
中谷
中谷
なんだろう・・・。
協力会社さんに作成してもらった設計書のレビューが一番大変といえば、大変かな。
修正してもらった後にまだなんか違うなって感じたときに、そこからどこまで直してもらうかの判断がむずかしくて。
ゴールが変わっちゃうような間違いはもちろん指摘して直してもらうんですけど、途中の処理のところで、自分だったらこうするけど、人によってはOK出すだろうしなぁっていう微妙なラインのときが難しいです。伝え方って難しいなと悩んでしまうことがあります。
中谷
中谷
そういう風に振る舞っているっていう。。
メンバーにも協力会社さんにも、コミュニケーションを取りやすい人間でいる必要があると思ってるから。
厳しいことを言わなきゃいけないときもありますけど。
中谷
中谷
相手に伝わるように言葉を選ぶように気を付けています。
「言ったよね?」とか「○○もできないの?」みたいな、プラスにならないような言い方はしないようにしています。
中谷
中谷
あんまりないですね。とはいってもリリースのときはやっぱりあります。リリース自体はすぐできても、反映した後1時間ぐらいはお客さまの方とこちらとで動作検証が必要になるので。
その後動作確認で、不具合があったり、思った動きと違うって指摘があったりしたら、すぐにベトナム側に修正指示を出したりと、バタバタすることもあります。
中谷
中谷
そうですね。夜中のリリースでも、切り戻しが必要なさそうとか、不具合修正がなさそうって判断できるまではベトナム側にも待機してもらっています。
リリースの時は、不具合に対してもいつも以上にスピーディーに対応してくれます。
中谷
中谷
Wakka Inc.とLampartとは12年以上一緒にやってきて、ナレッジもかなり積めているから、もはや、やりやすいと感じています。「これもやった方がいいですか?」って自分から確認もしてくれるので助かります。とはいっても、経験値での差っていうのはどうしてもありますよ。それは日本人でもベトナム人でも、みんなそうなので経験して学んでいくしかない。
中谷
中谷
具体的なエピソードというと難しいんですよね。
今のプロジェクトはリリースしたと思ったら、次の改修案件が来るっていうのがずっと続いていているので、まだまだ途中の通過地点なんですよね。
でもまあ、リリースしたサービスがちゃんと運用できて回ってるのを見ると、良かったなと思いますし、実現させていく過程そのものが面白いなとは感じています。
納期が早まったり、優先順位が入れ替わったりする関係で、Lampartのメンバーに一番しわ寄せがいってしまうことは、毎回申し訳ないなと思っていますけど。

Wakka Inc.と中谷さん

林田
林田
中谷さんから見て、Wakka Inc.ってどんな会社ですか?
中谷
中谷
うーん。ゆるいけれど、その分責任を求められている感じがします。
少しずつ人が増えてきましたけど、少数精鋭なところはまだあるんじゃないかなと思います。
一人一人の責任というか、能動的に考えて業務にあたっている感じがします。
そこが、やっていて楽しいって思うところでもあります。
中谷
中谷
成長。。そうだなぁ。
過去にやってきた業務と似ていることを続けているから自分では実感がないような・・・。
ただ、前職ではできなかった業務に携わるようにもなったので、そこは成長しているといえるかもしれません。
中谷
中谷
別のチームでもちょっとやってみたいなっていう気はありますけどね。
プロジェクトの内容が違えば進め方も違ってくるので、他のチームがどういった方法をとっているのか興味があります。
中谷
中谷
能動的に働きたい人には、相談に乗ってもらえるし、Wakka Inc.はいい環境だと思います。やりたいっていう気持ちをちゃんと聞いてくれる上司と、メンバーたちなので。

まとめ

「コミュニケーションを取りやすい人間でいること」というところに、穏やかな中谷さんの中のプロフェッショナルな精神を垣間見ることができました。

Wakka Inc.では、中谷さんのように実直で経験豊富なエンジニアが多数活躍しています。そんなメンバーと一緒に業務を遂行していくことは、エンジニアとしてスキルアップできる環境でもあると思います。もちろん自ら課題を見つけて解決していく姿勢は大切にしていますが、そういったことも経験を重ねることで幅を広げていくことが出来るのではないでしょうか。

「もっと成長したい」「新しいことに挑戦したい」という意欲をベースに経験値を積み上げられる環境がWakka Inc.にはあります。

ご応募お待ちしております!

それではまた👋

この記事を書いた人
林田 矩子

長らくサービス業に従事していましたが、結婚を機に営業事務職へ転身。Wakka Inc.では、管理部兼ライターとして働いています。 最近、明鏡止水 〜武のKAMIWAZA - の影響で、息子と一緒に合氣道を始めました。現在4級に昇級し次は3級を目指します。息子は6歳は9級です。

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