入社3年目 村野さんの仕事への向き合い方


こんにちは。人事部の林田です。
今回のインタビューは、Wakka Inc. が今手掛けている大規模な基幹業務システム開発プロジェクトで進捗・メンバー管理を任されている、入社3年目の村野さんです。
このプロジェクトは数年がかりの大規模なもので、DBテーブル数1,000以上、画面数700以上など大規模かつ複雑なシステムで、関わるメンバーも上流工程だけで数十人です。人と人との間に立ってスケジュールを調整していくことは、なかなか気苦労も多いのではないかと思うのですが、いつも穏やかな村野さん。その心情や、なぜエンジニアの道を選んだのかを聞かせてもらいました。
業務について
今のプロジェクトではメンバー管理を任されているということですが、具体的にどんなことをされているんですか
村野:今のプロジェクトに入ってから、4ヶ月ぐらい経ったあたりで管理を任されるようになりました。設計チームは仕様書とか設計書を書いたりするんですけど、私は環境系のサポートとか業務系のサポート、リリース作業とか、リリース日に向けてテストアサイン計画を出したり、スケジュール管理などをしています。
自分で希望されたんですか?
村野:違いますね。はじめは持ち回りでやっていたんですけど、設計者のリソースを確保するためにメンバー管理を一貫して任されるようになりました。
人と人との間に入って調整するって大変そうです。
村野:人が多い時は大変ですね。
相手が困らないように仕事を進めるようにしていて、連絡が来たらすぐ答える!という心構えでいます。プロジェクトの進行に遅れが出ないように、気を使ってるつもりです。
プロジェクトが遅延しそうだというときは、どうしてるんですか?
村野:大きなプロジェクトでなくとも、開発においてスケジュール管理は非常に重要です。遅延のリスクや対策目処はいかにスピーディにチームやPMに報告できるかも大切なので、まずはそうした初期対応をしっかり行うことを意識しています。
スケジュールを立てるって、全体を見ていないとできないですよね。この大きい規模の開発で全体を把握してるってすごいです。
村野:私は全体の把握はできていないんです。規模が大きいシステムなので、全体を4〜5個くらいのスコープに区切って、更にバージョン単位でスケジュールを組んでいます。全体を把握しているのは開発部長やテックリードですね。この二人がいなかったら、この開発は進んでないんじゃないかと思うくらいスゴイ方々です。
それに正直、あんまり自分がエンジニアだと思ったことはないんです。エンジニアって、休みの日を使って技術系の本読んだり、自分でプログラム組んだりしてる人が結構いるんですけど、私は全然やらないです。そういう人と比べると、たぶん自分はエンジニアとはいえないなって、開発が趣味みたいな人には敵わないなって思ってます。
それから、世の中ですごく仕事ができる人っていうのは、そんなごく一部の人だと思っているので、その人たちをサポートすることが、自分の役割なんだと思っています。
出来ることも多くはないんですけど。部長やテックリードの業務をできるだけ剥ぎ取ろうと思って動いています。
謙虚な感じで言いましたけど、一応本心です。
その謙虚さが、みんなから信頼されているんだなと思いました。
村野:そういわれると、ちょっとプレッシャーに感じます(笑)
エンジニアを目指したきっかけと転職理由
ITエンジニア歴としては10年くらいということですが、子どもの時から興味があったんですか?
村野:全然。子供の頃から夢とかなくて、理数系でもなかったんですが就活に有利かなと思って、なんとなくこっちの道に入った感じです。
新卒でIT業界に入ってエンジニアとして5年務めていたんですが、そこがなかなかのブラック企業で、使いつぶされるなと危機を感じて退職しました。それでIT業界も嫌になってしまって仕事も1年間しなかったんですが、さすがに仕事しないとヤバいなと思って、興味を持った製造系の会社にSEとして転職しました。機械が動いているところを見るのは面白かったんですが業務がずっと同じことの繰り返しで、刺激がない環境で20年も30年もやっていく自信はないなと思い、新しいことにチャレンジ出来る環境を求めて転職活動しました。
転職先にWakka Inc.を選んだ理由をおしえてください。
村野:あまり会社規模が大きくなかったっていうところですね。大きな会社とか組織ってある程度ルールとか決まっちゃってるじゃないですか。それだと、あんまり自由に動けないので。Wakka Inc.は自由度も高くてチャレンジできる機会も多くあるかなと思いました。
実際に働いてみて、Wakka Inc.は組織ルールでガチガチみたいなのが無いのがいいなって思っています。服装に関しても、決まりごとはなさそうですよね。
『服装自由』とはなってますけど、半ズボンにビーチサンダルはやめようねって線引きはあります。
村野:あるんですね(笑)

エンジニアとしての姿勢
モチベーションが上がるときってどんな時ですか?
村野:モチベーションを上げるのって、なかなか難しくないですか。その時の気分にもよるなって思います。確かに給料上がったりすると、うれしいなとは思いますけど更にちゃんとやらなきゃいけないなっていう、プレッシャーにもなりますし。。
モチベーションというか責任感というとちょっとおこがましいですけど、みんなの仕事を止めないようにって心掛けてます。少し綺麗ごとみたいなんですけど、会社のために働くというよりは、人のために一生懸命働くっていう気持ちでいます。
最初に勤めた会社で、人から頼まれたことを優先してやったほうがいいって教育されたのも大きいかもしれません。残業は多かったし、色々ありましたけど教育面ではありがたかったと感じています。
これから挑戦してみたいことはありますか?
村野:何事もやってみたいという気持ちがあるので、新しいプロジェクトにも関わって行きたいなと思っています。いろいろ考えずに手出しする時があるので、部長からは、一歩立ち止まって考えた方がいいよって言われるときもあるんですけどね。考えても分からないから一回やってみようっていう思考なんですよね。
あと、業務には関係ないんですが、今月モンハンの新作『モンスターハンターワイルズ』の発売があるので、発売日に有給使って休もうかなって思ってます。
推しもいないのでライブにいったり遠征することもないですし、身体も丈夫だから体調不良で休むってこともなくて有給を全然使えていなかったので。
この間、部長から「計画的に有給取って」って言われたし、モンハンを理由に休もうかなって(笑)

最後に求職者の方に向けて一言お願いします。
村野:失敗を恐れずに色々なことに挑戦して見識を広げて欲しいです。「若さは可能性」っていう言葉は父の受けうりですが、色々試して経験を積んでやりたいことをみつけるのは良いのかなと思います。
そして、自分勝手に生きるんじゃなくて、自分で選択した行動に対して責任を持っていけば、自分らしく生きられる軸になるかなと思っています。求職者に向けてっていうか、なんかちょっと小言みたいになっちゃいましたけど(笑)やりたいことを見つけるために、いろんなことやってみるってことはいいんじゃないかなって思いますね。
Wakka Inc.は挑戦できる環境なので。
まとめ
大きな機械(プロジェクト)の稼働には、それぞれの役割を持ったたくさんのギア(メンバー)が必要です。そのギアをスムーズに動かし続けていくには、潤滑油が欠かせません。それが、利他の心と新しいことへのチャレンジ精神をもった村野さんの存在なのだと思いました。
Wakka Inc.では、フルスタックエンジニアを目指すことも、上流に強いエンジニアになることも、プロジェクトの管理を極めることもできます。自分の可能性を広げる為に色んなことに挑戦して、自分でも気づいてなかった「できる!」掘り起こしてみませんか?
ご応募お待ちしております。
それではまた👋

長らくサービス業に従事していましたが、結婚を機に営業事務職へ転身。Wakka Inc.では、管理部兼ライターとして働いています。 最近、明鏡止水 〜武のKAMIWAZA - の影響で、5歳の息子と一緒に合氣道を始めました。 5級への昇級審査のため技5つを猛練習中です!