ECパッケージでサイト構築するメリット4選!ベンダーの徹底比較も

2022.10.14
ラボ型・オフショア開発
安藤 大海
ECパッケージでサイト構築するメリット4選!ベンダーの徹底比較も
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こんにちは。Wakka Inc.のWebディレクターの安藤です。
ECサイトのメジャーな構築手段のひとつであるECパッケージですが、
「EC事業が拡大してきたので、いろいろと機能を拡張したい。よい構築方法はないか?」
「ECパッケージに興味があるが、数が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
というお悩みを抱えて相談いただくケースが多いように見受けられます。
ひと言でECパッケージといっても、種類が非常に多く、どの商品が自社の規模に合うかわからない方も多いのではないでしょうか。本記事ではECパッケージでECサイトを構築するメリットや、各ベンダーの特徴についてご紹介いたします。
きっとイメージ通りのECパッケージが見つかるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

Wakka Inc.ではECサイトを構築する場合のガイド無料配布中です。
目的や売上規模に応じたEC種別選定や最適な構築手法についての診断を受けたい方は、「料金目安もわかるECサイト構築ガイド」をご確認ください。

目次

ECサイト構築4つの手法

ECサイトの構築手法には、ECパッケージを含めて主に4つの方法があります。
「4つの構築方法の中からどのように選べばよいか?」は、自社のやりたいことに合わせて選んでいく必要がありますが、とくに大事なのはEC事業の規模感です。
ECパッケージは有償のものが多く、500万円以上の費用がかかることもめずらしくありません。ECサイトの売上規模がどの程度なのかは、サービスを導入する上で必ず確認しましょう。
自社の売上規模が把握できたら、次の4つの手法からECサイトを構築していきます。

ASP

ASP(Application Service Provider)は、4つの中でもっとも手軽にECサイトを構築できる方法です。事業規模としては個人、また年商1,000万円ほどの規模感で導入している企業が多いです。
ECサイトを自前で構築すると、大変な手間と膨大な費用が発生しますが、ASPにはECサイト構築に必要なテンプレートがあらかじめ用意されています。
ASPの中には無料のサービスもあり、有料のサービスでも月額1万円ほどで利用できるため、気軽にECサイトを構築できるのです。サーバーもプロバイダーが用意してくれるため、構築環境を整備する費用はほとんどかかりません。
プログラミング言語などの専門的な知識も必要なく、パソコンひとつあればすぐにでもECショップを開業できるでしょう。

ASPは、ほかの構築手法と違い、拡張性に乏しいところが欠点としてあげられます。ASPは他サービスやシステムとの連携を前提にしていないため、自社の状況に合わせたカスタマイズは難しい場合が多いでしょう。
売上規模が大きくなってくると、自社の基幹システムと合わせて、生産性の向上を図る必要が出てきます。
またプロバイダーから提供されたテンプレートデザインは、カスタマイズを前提に作られていません。そのため、自社のECサイトの独自色を出すことは難しく、競合サイトとの差別化が図れなくなります。
ASPは、まずはECサイトをオープンしてみようとお考えの場合には最適な構築方法ですが、事業規模が大きくなるにつれて、自社に足りない部分が出てくる可能性が高いです。

オープンソース

オープンソースは、無料公開されているソースコードを用いてECサイトを構築していく手法です。個人や年商1,000万円ほどから数億円規模の企業まで、幅広く利用されています。
安価でECサイトを構築できる点では、ASPと同じと思われる方もいるかもしれません。オープンソースとASPと異なるところは

  • サーバーは自分で用意する必要がある
  • プロバイダーを介さないので、ランニングコストが安い
  • ASPよりもカスタマイズしやすい

という点です。サーバーは、自社サーバーやレンタルサーバーを用意する必要がありますが、レンタルサーバー代やドメイン取得料は年間で数万円程度から利用できるため、低コストでの運用が可能です。
ASPは無料のものを除けば、月額費用を支払う必要がありますが、オープンソースは無料のソースコードをサーバーにインストールして使うので、(サイトを維持するだけなら)ランニングコストはほとんどかかりません。

ASPはカスタムするのが難しいサービスがほとんどですが、オープンソースには機能を拡張するプラグインが豊富にあり、コードも自由に改変できるため、ある程度自社の状況に合わせてカスタムできます。
ただし、オープンソースのECサイトをカスタマイズする際は、プログラミング言語に対する深い理解が求められます。
エンジニアが在籍する専門部署が自社にない場合は、カスタムを外注する必要があるため、結局高くついてしまうこともあるのです。

またソースコードを公開しているため、セキュリティ面での不安が残ります。
ECサイトはクレジットカードなどの個人情報を扱うため、万が一情報が漏えいしてしまうと信頼を失ってしまい、致命的なダメージを負いかねません。
オープンソースは安価にECサイトを構築できる手法ですが、意外と人的なコストがかかるため、専門の部署が社内にある場合を除き、導入は慎重に検討したほうがよいでしょう。

フルスクラッチ開発

フルスクラッチ開発は既存のシステムを使用せず、1からECサイトを構築していく手法です。
売上規模が100億円を超えるような企業でも導入されています。フルスクラッチ開発でECサイトを構築している国内の企業では、ユニクロやZOZOTOWNなどが有名です。
フルスクラッチ開発の大きな特徴は、ほかの構築手段よりカスタマイズ性が高いことがあげられます。この規模のECサイトであれば、サイト内のコンバージョンが数%改善するだけで、大幅な売上増加が見込めるでしょう。

そのためマーケティング部門とIT部門の担当者が連携をとり、素早く問題点を発見し、改善する必要があるのです。
フルスクラッチ開発は、ほかの開発手法よりも開発に時間や費用がかかるため、ECサイトをとりあえずオープンしてみようという企業には向いていません。
また昨今の人手不足で優れたIT技術者を採用、雇用し続けるのは難しいため、ラボ型開発などの海外リソースも積極的に活用するのがオススメです。

▼フルスクラッチ開発についての詳細は下記の記事をご参照ください

ECパッケージで構築するメリット4つ

ECパッケージを導入すべき売上規模は、おおよそ1億を超えてきたあたりからです。売上規模が大きくなるにつれて、会社独自の要件が複雑になってくるため、ASPなどでは対応できなくなる場合も少なくありません。
ECパッケージはデフォルトの状態でもECサイトを構築できますが、カスタマイズ前提で導入される場合がほとんどです。そのため、複雑な要件にも対応可能なパッケージ製品が多く見られます。

カスタマイズがある程度可能

カスタマイズの柔軟性は、ECパッケージを導入する大きなメリットといえるでしょう。最近のECパッケージには、フルスクラッチ開発にも負けないほどの柔軟なカスタマイズ性を持つものもあります。
サイトのデザインも自由にカスタマイズできるため、競合との差別化が可能です。

事業規模がさらに拡大し、「越境ECにチャレンジしたい」などの要望にもフレキシブルに対応できるでしょう。企業の売上規模が拡大するにつれて、自社の売上を達成するための課題も変わってきます。
ECパッケージは導入時に費用はかかりますが、フルスクラッチ開発にくらべると割安です。
またECパッケージには通販に必要な機能がはじめから備わっているため、実装の期間もフルスクラッチ開発と比べると短い場合が多いです。

セキュリティが強固

ECパッケージは、ベンダーがソースコードを公開していないため、オープンソースなどと比べるとセキュリティは強固です。
ソースコードを公開している場合、どうしてもセキュリティホールが生まれてしまい、そこをハッカーにつかれてしまいます。ECパッケージを提供するベンダーはコードの保守作業も行うため、自社の負担が少ないのも魅力です。
個人情報の漏えいは社会的信頼を失うだけでなく、賠償責任を負うリスクも生じてきます。売上規模が1億を超えてくるような企業では、メディアやSNSでの注目も集めやすいでしょう。
セキュリティの高さは、ECパッケージでサイトを構築する大きなメリットのひとつです。

専門性の高い人材を確保しなくてもよい

ECパッケージはベンダーが開発元のため、自社に専門性の高い人材を確保しなくてもよい点も、メリットとしてあげられるでしょう。
自社の課題を解決していくためにはECサイトのカスタマイズが必須ですが、ECパッケージは自社で技術者を雇用する必要がなく、ベンダーに相談しながら必要な機能を実装していきます。

また、トラブルへのサポートも注目すべき点です。ECサイトをオープンしたあとはシステムのトラブルがつきもので、自社で解決できないこともでてくるでしょう。
運用実績が豊富なベンダーであれば、トラブルに対する手厚いサポートや支援が期待できます。外部のサポートも、ECサイトを構築、運営していく上で重要なメリットです。

瞬間的なアクセス増加にも対応可能

ECパッケージは、瞬間的なサイトへのアクセス増加にも十分耐えられる可能性が高いです。マーケティングの施策が成功したり、商品がテレビに取り上げられたりすると、ECサイトへの瞬間的なアクセスが増加しないとも限りません。
自社で構えているサーバーの規模にもよりますが、ECパッケージならばサイトへのアクセス増加によるサーバーダウンも回避できます。

ASPや安価なレンタルサーバーでは、サーバーへのアクセス増加を分散できません。
このためサーバーが落ちたり、サーバー側が設定した同時接続数を超えて503エラーが出たりして、せっかくの商機を逃してしまうリスクがあるのです。
ECサイトへのアクセス数を決めておき、それを超えるようなアクセスがあった場合は、おわびのメッセージが出るようなサーバーを別で用意するなどの対策も有効です。
サーバーへのアクセス増加への対応など、細かいところまで配慮できる点も、ECパッケージのメリットではないでしょうか。

ECパッケージでサイトを構築するデメリット

ECパッケージはカスタマイズ性、セキュリティなど優れた面が多いのですが、もちろん導入のデメリットもあります。ECパッケージでECサイトを構築する際には、デメリットもしっかりと理解する必要があるでしょう。

(ほかの構築方法と比べ)コストがかかる

ECパッケージは、ASPやオープンソースによるサイト構築よりも費用がかかるのが一般的です。オープンソースはレンタルサーバー代、ASPは月々のサービス利用料など、導入や運用のコストがあまりかかりません。

しかしECパッケージは、おおよそ500万円程度の導入費用がかかります。デフォルトの機能で500万円程度かかるため、自社に必要な機能を実装しようとすると、それだけ費用も高額になる可能性があるでしょう。運用にも、

  • サーバー代
  • ドメイン代
  • ベンダーの保守費用

などが必要です。イニシャル、ランニングともに費用が高額ですので、売上だけでなく、ECサイトの成長率も考慮しながら導入の可否を検討しましょう。

システムが古くなる恐れがある

ECパッケージは、デフォルトの機能を詰め合わせたパッケージ商品です。
インストール時点で、ベンダーと相談しながら必要な機能をカスタマイズできますが、一度パッケージをサーバーにインストールすると、インストールした当時の状況の機能のまま使い続ける必要があります
一般的にECパッケージの耐用年数は5年といわれますが、ECサイトのトレンドは著しく変化します。また自社の売上規模が急拡大する可能性もゼロではありません。

場合によっては、サイトを大幅にリニューアルする必要も出てくるでしょう。
リニューアルせずにそのまま使うこともできますが、競合との差別化が難しくなってしまうかもしれません。リニューアル時には別途費用が発生するため、3年、5年後を見据えたサイト構築を行うのが肝心です。

ECパッケージのベンダーの選び方

ECサイトをパッケージで構築することを決定した場合、とくに重要なのがベンダーの選び方です。
せっかく導入しても、「自社のやりたいことができなくて、結局ほかのベンダーに乗り換えた」というケースもめずらしくありません。
ベンダーにもさまざまな会社があるため、まずは条件を決めて、大まかにふるい分ける必要があります。

  • 企業規模
  • 開発力
  • コスト
  • 機能
  • セキュリティ

大きく分けて、上記の5つを中心に確認しましょう。
たとえばコストは安いが、開発力に不安のある企業などでは、将来新しい機能を実装したい場合に、カスタマイズ費用が膨大、もしくは実装できないケースもあるからです。ふるい分けで数社に絞れたら、以下のようにさらに細かく比較していきましょう。

成果物が自社のECサイトのイメージと近いか?

ベンダーの成果物は必ずチェックしましょう。

  • 構築実績の多さ
  • 自社のイメージと近いものを納品しているか

構築実績が少ない場合は、技術力に不安が残るので、ぜひとも確認しておきたいポイントです。
実績数の多さも外せない判断材料ですが、それよりも「構築事例が自社のECサイトにマッチしているか?」をきちんとチェックしたほうがよいでしょう。
やりたいことが成果物のサイトに近い場合、ベンダーはその案件を得意としている可能性が高いです。

ベンダーはECサイトを構築する際、さまざまな企業から要件定義をヒアリングしています。自社のイメージと近いECサイトを数多く作っていれば、ベンダーとの認識のずれが起きにくくなるはずです。
ECサイトのイメージが構築事例と近い場合は、必要なカスタマイズ工程を省けるので、費用だけでなく、納期も短縮できる可能性があります。

専任の担当者がつくか

「プロジェクト専任の担当者がつくかどうか?」も、ベンダー選びの際に比較したいポイントのひとつです。実装したてのECサイトにはトラブルがつきものです。
受注業務、発送業務が忙しくなった場合、ECサイトのトラブルを自社で解決しようと思っても、リソースを割けないことも大いにありえます。
こういった場合に頼りになるのが、外部のサポートではないでしょうか。
またサイトオープンのときだけでなく、事業が成長していった場合、「適切なカスタマイズの提案を行ってくれるか?」も重要なポイントでしょう。
ECサイトの構築からサポートまで一貫して行ってくれるベンダーであれば、企業の細かいニュアンスも伝えられるので安心です。

シェアから見るECパッケージベンダーの比較

ECパッケージのベンダーを選ぶ際には、企業規模や製品のシェア率も注目したいポイントです。ここからは、市場シェア率からみる各ベンダーの特徴について確認していきましょう。

ecbeing

ecbeingは、フルカスタマイズも可能な中堅~大手向けのECパッケージです。12年連続で国内シェアNo.1を獲得している実績から、高い評価を得ているのが確認できます。
自由度の高いカスタマイズ性をほこり、企業のやりたいことに合わせた柔軟なサービスを提供。
技術力も確かで、300人以上の技術者が在籍し、機能実装に向けたテストやセキュリティ体制を構築しています。
マーケティングの支援も行っているため、ECサイトを構築して終わりではなく、自社のゴールに向かって伴走するパートナーとしても期待できます。

ebisumart

ebisumartの最大の特徴は、クラウドECという手法を用いてECサイトを構築することです。クラウドECとは、パッケージとASPのいいとこ取りを行ったようなサイト構築方法で、近年注目を集めています。
ebisumartの導入実績は700社以上。ベンダーは東京マザーズにも上場している企業です。

ASPのデメリットは基幹システムに連携できない、ECパッケージのデメリットはシステムが古くなることでした。ebisumartは複雑な基幹システムにも柔軟に連携でき、クラウド上にシステムを構築しているので、常に最新の状態にバージョンアップされます。
またebisumartではAWSというAmazonのクラウドサービスを利用しているため、自社でサーバーを用意する必要がありません。サーバー保守業務は意外とコストがかかるため、保守の手間を省けるのも大きなメリットといえるでしょう。

EC-ORANGE

EC-ORANGEは、2006年のサービス開始から2017年までに、約960社の構築実績があるECパッケージサービスです。EC-ORANGEの特徴は、さまざまなビジネスモデルに対応できる点があげられるでしょう。
BtoB、オムニチャネル(※)、越境ECなど企業のさまざまなニーズに寄り添えます。システムが買い切りなのも特徴的です。
実店舗をからめてECサイトを展開するオムニチャネルなどでは、店舗数が多くなればなるほど、このメリットは大きくなってきます。
ECパッケージはライセンス契約を行う場合が多いので、将来多店舗経営などを見据えた場合、EC-ORANGEを導入する価値が高まるでしょう。
※オムニチャネル(Omnichannel)・・・実店舗、ECサイト、SNS、メルマガ、テレアポなど、複数の販売チャネルを活用して顧客へアプローチする方法

パッケージで構築されたECサイト例

代表的なベンダーのサービスで作られたサイトには、どのようなものがあるのでしょうか?各社の課題感なども交えて、詳しく見ていきましょう。

BEAMS(ecbeing)

BEAMSは、オフィシャルサイトとECサイトの統合を行う際にecbeingを利用しています。

  • オフィシャルのドメインとECサイトのドメインのそれぞれの管理が煩雑
  • 顧客がオフィシャルとECサイトを行き来し、動線が複雑になっている

上記2点が、BEAMSの抱える課題でした。ECパッケージの導入により、情報の集約化と顧客の利便性を高めることに成功しています。

スクウェア・エニックス(ebisumart)

スクウェア・エニックス(SQURARE ENIX)は、ECサイトをebisumartで構築しています。
スクウェア・エニックスのメイン事業はゲームですが、ゲームの関連商品やその他の商品を合わせると、100万点以上の商品を扱っています。そのため、

  • ゲームのダウンロードコンテンツの管理
  • 商品の安定的な供給

が課題となり、ECパッケージの導入を決定しました。導入の結果、受注効率が大幅に上がり、導入前と比べて2倍の受注をできるようになり、課題をクリアしています。

株式会社小田急百貨店(EC-ORANGE

小田急百貨店ではECサイトを導入してから7年が経過し、システム改修の必要性からECサイトをリニューアルしました。
リニューアルにあたって、ECの効率化だけでなく、オムニチャネルなどの先進的な取り組みを行うことをベースに、ベンダーを選定しています。ネットで発注して店舗で受け取れるような施策が成功し、前年月比120%の売上を達成しています。

パッケージECの構築後に注意すること

ECサイトは構築して終わりではありません。
構築したあとに、「顧客にどのようにサイトへ足を運んでもらい、売上につなげていくか?」が重要です。
具体的に、どのような点に注目すべきかを確認していきましょう。

サイトが実際のイメージ通り運用できているか?

「導入当初のイメージ通りにECサイトを運用できているか?」は常に意識すべきポイントです。フロント業務だけでなく、バックエンド業務がスムーズに行われているかも確認しましょう。
たとえば、ECパッケージで構築する際の課題が、発注システムとの連携であった場合、「導入前と比べて、発注効率がどの程度改善されたか?」は数値化しておくのが望ましいでしょう。
イメージと違った場合にはどのような改修が必要で、ベンダーにどこまで依頼できるかも、構築前に確認しておきたいところです。

マーケティング施策を導入する

ECサイトは、構築後にマーケティング施策を導入し、分析と改善を続けることが重要です。

  • サイトのPV、CV率、離脱率
  • カートや入力フォームの遷移率
  • 新規とリピーターの顧客分析

など、さまざまな角度から分析を行い、ブラッシュアップを行う必要がでてきます。SEOの観点からサイトの上位表示を狙うような施策も効果的でしょう。
もしベンダーにマーケティング施策のサポートも相談できるのであれば、事業を軌道に乗せるための大きな助けとなってくれるはずです。

自社の行いたいEC事業をイメージしてパッケージ構築を検討しよう

ECパッケージは、中~大規模の企業向けのECサイトの構築方法です。
カスタマイズ性に優れているなど、導入に際してさまざまなメリットがありますが、まずは「自社が何を行いたいか?」の要件定義が、成功するECサイトを構築する上で非常に重要になります。
自社のやりたいこをしっかりとイメージして、最適なベンダーに発注するのがよいでしょう。

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この記事を書いた人
安藤 大海

学生時代にWebサイトを自作したことがきっかけでWebの世界に。制作会社でデザイン、WordPressテーマ開発の実務を経て、テクニカル・ディレクターとして大規模サイト構築のディレクションを経験。2021年からWakka Inc.の日本拠点でWebディレクターとして参画。最近はブロックエディタになったWordPressをもう一度、勉強しています。

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