フロントエンド・デザインディレクション 安藤さんのクリエイティブの種

2026.04.28
はたらき方
  • FaceBook
  • X
林田 矩子
フロントエンド・デザインディレクション安藤さんのクリエイティブの種

Wakkahubのインタビュー記事vol.14 は入社5年目の安藤さんです。
安藤さんの担当はフロントエンド・デザインディレクション。システムエンジニアとは違う視点で、開発プロジェクトにかかわっています。

林田
林田
安藤さん、本日はよろしくお願いいたします!
安藤
安藤
よろしくお願いいたします。
これまでのWakkahubを読んでいて、いつか僕にもインタビューの依頼が来たら嬉しいなと、思っていました(笑)
林田
林田
以前から安藤さんにもお話を聞いてみたいと思っていたんです。ご快諾いただきありがとうございます!
目次

クライアントとエンジニアを繋ぐ「橋渡し役」

安藤
安藤
ひと言で言うと、『橋渡し役』かなと思っています。
お客さまの要件をヒアリングして、配色や参考イメージをみてもらいながら、サイトの構造、各ページのレイアウト、コンテンツをどのように管理し、仕様として落とし込むかを一緒に考えて、それを指示書や仕様書に反映し、デザイナーさんやエンジニアさんに制作を依頼する、といったことをしています。

Wakka Inc.が請け負うweb開発は、表示側だけでなく、コンテンツを管理するバックエンド開発も含むケースがほとんどです。
そのため、表示側の見栄えの良さだけでなく、どこをどのように管理できるようにするかも重要なポイントです。
ですから、サイト訪問者にとっての見やすさ、サイト管理者にとっての使いやすさ、開発者にとってのメンテナンスのしやすさのバランスをとった画面デザインや仕様設計を心掛けています。
安藤
安藤
ありがとうございます。 Wakka Inc.のサイトについては上司と伴走しながら進めてきました。もうすぐLampartの採用ページの大幅リニューアルリリースが控えているんですが、こういった社内案件だと ” Lampartの管理部 ” が僕にとっての ” お客さま ”になります。
Lampartからの要望は明確で、フィードバックも的確なので非常に進めやすいです。
安藤
安藤
大変といいますか、バックエンドとの整合性を保ちつつユーザーにとって最適なデザインに整えるという、調整役としての難しさを感じています。エンジニアが重視する仕様と、クライアントやユーザーが求めるデザインにはズレが生まれるので、いかに双方が納得できる着地点を見つけるかというのは、なかなか難しいところです。

IT業界に入ったきっかけになったとも言える、古代史

林田
林田
安藤さんは写真を撮るのが好きだったり、オシャレさんだったりとクリエイティブな印象ですが、IT業界に入ったきっかけは何ですか?
安藤
安藤
昔から歴史や文化に関心が強く、特に古代史が好きで、古墳やお寺や神社など全国を巡ってカメラで撮影したり、その時代を背景にした小説やマンガを描いたりしていました。
僕が学生の頃は、SNSが普及しだしたばかりで、まだユーザーが少なかった。
自分の作品や趣味を発信できる場所というと、個人サイトがメインだったので、自分でも作れたら「かっこいいな」って思って実際にやってみることにしました。
安藤
安藤
はい。最初は無料のテンプレートを使っていたんですけど「自分が思ったように作りたい」という欲求が強まって、webサイトを作る授業を受けたりして、イチからサイトを作れるようにはなりました。でも、今度は更新のたびにリンクを貼り直すなどの手間が面倒に感じるようになっちゃって。
そんな時に、コンテンツ管理システム、WordPressの存在を知って「こんなにいいものがあるのか!」と感動し、本を買って独学で学び始めたことが、IT業界に入るきっかけになりました。
安藤
安藤
入社3年目くらいにベトナムへ出張することになったことをきっかけに、ベトナムの歴史について調べました。
例えば、ベトナムでは旧暦3月10日はフンヴォン記念日ですが、これはベトナム史上初の国家とされる文郎(ヴァンラン)国の歴代の王様・雄王(フンヴォン)を祀る、文化的な祝日です。
文郎国は、日本だと縄文時代の晩期くらいにあったとされる王朝で、半ば伝説ではありますが、ベトナムでは建国の祖として信仰されているようです。
縄文といえば、最近の研究では、縄文人はベトナム周辺のホアビン文化を持つ人の子孫と考えられているそうですよ。

他にベトナムから日本に来たものでは、現在のベトナム中部出身の僧・仏哲(ぶってつ)がいます。
天平勝宝四年(752)に東大寺大仏開眼の際、雅楽の一種・林邑楽(りんゆうがく)を奉納し伝えた人です。
また、奈良の正倉院宝物である蘭奢待(らんじゃたい)は、ベトナム周辺で産出した香木と考えられています。

そう考えると、Wakkaがベトナムに拠点を持っていることにも、不思議な縁を感じました。
安藤
安藤
Lampartのみんなが歓迎してくれて、何回か飲み会やランチ会に誘っていただき、交流を深めました。
また、出張は週末を挟んだ日程だったので、週末は一人でハノイに小旅行をしました。
金曜日の退勤後にホーチミンから国内線でハノイに飛び、日曜にまたホーチミンに戻ってくるという、弾丸スケジュールで(笑)。
一日目はツアーでニンビン省に行きました。古都ホアルー遺跡を観光したあと、〝陸のハロン湾〟といわれるタムコック渓谷で2時間川下りをし、猛暑のなか倒れそうになりながらハンムア寺の岩山を登りました。

二日目はハノイ市内観光で、昇龍(タンロン)城跡、文廟(孔子廟)と国子監、ホー・チ・ミン廟などを見て回りました。
ベトナムの歴史を感じられる週末で、とても楽しかったですね。
林田
林田
安藤さんって本当に行動力がありますね。慣れない国で一人旅とは・・・

※ハンムア寺

得意を活かすための転身

安藤
安藤
元々、フロントやデザインは得意分野で関心があり、前職もディレクターでした。ただ、前職ではテクニカルディレクターといってSEやインフラ的なところも役割として求められる業務で・・・。僕はそのあたりが苦手だったので、十分にパフォーマンスを出せずに悩んでいました。
「もっと自分の得意を活かせるところで働きたい」という気持ちが強まり転職活動を始め、Wakka Inc.の求人を見つけて応募しました。
安藤
安藤
入社当時から、理想的な環境で仕事ができていると感じています。
初めは上司に伴走してもらいながら案件に携わっていましたが、今は関わっているプロジェクトの中で自身の役割が明確に見えてきたことで『プロジェクトの一員』として意識するようになりました。

AI時代に見出す「人間らしい手仕事」の価値

安藤
安藤
SEが多い会社なので、実装面や仕様などに注目が行きがちなんですけど、最終的にそのシステムを運用するお客さまや、実際にWebサイトをさわるユーザーさんのことを考えたデザインにできるようアプローチしていきたいなとは思っています。Webデザインも流行があるので、最新のトレンドを追って取り入れられるようにしていきたいです。
安藤
安藤
たしかに脅威ではありますが、〝手法や選択肢が増えた〟と考えたいですね。 AI が作った数ある中から、本当に要求に応えられているのか、実現できるのかっていうのを、バチッとハマるものを精査して最終決定するのは人だと思っているので。
ちょっとしたことは AI に任せられますけど、大事なところはちゃんと人が確認していくことが、今後さらに重要になっていくのかなと思います。
それから、この先AIから離れることを選ぶ人も出てくると思います。 AIはどんどん進化していきますけど、その一方で、人間らしい手仕事に価値を見出して、あえてAIを使わないことも再評価されるんじゃないかなって予想しています。
林田
林田
二極化しちゃうんですかね。
安藤
安藤
そうなれば、僕は手仕事の方でやっていきたいです。AIに指示を出して簡単に作ったものじゃなくて、人が深く考えて作り上げた、ぬくもりを感じるサービスに価値を見出していきたいです。

※写真は安藤さんのご友人撮影

安藤さんから見たWakka Inc.

安藤
安藤
みんな個性的だし優しいです。自分の正義を押し付けないで、話をちゃんと聞こうとする姿勢の人が多いなと思います。
マネジメント層の方々も心強くて、最初は自分の相談ごとに時間を取らせちゃいけないよなって、気を遣いがちだったんですけど、「気にせずに、言ってくれた方がいい」って話を聞いてもらえて、救われました。
安藤
安藤
個性的なところでいうと、一昨年入社された稲葉さんは凄いムードメーカーで(笑)
大きな案件がリリースされた後や、プロジェクトが終わった際に「お疲れ様会しよう!」と音頭をとってくれて。プロジェクトメンバーと一緒にご飯を食べる機会が増えたことで、仕事中のコミュニケーションも活発になって、より一体感がでてきたなって感じます。
安藤
安藤
Wakka Inc.は風通しの良い会社です。主体性を持って、新しい技術や視点を取り入れたい人には、とても相性が良い環境だと思います。
僕も『橋渡し役』という責任を果たしていきたいです。

さいごに

安藤さんは自作の小説や写真集を制作したり、同人誌として発表しているそうで、インタビューの際に実際に見せていただきました。そのクオリティの高さといったら、それはもうスゴイ!(語彙力)

歴史の背景や、その土地で使われていた方言まで、徹底的に調べ追求して、ひとつの物語を完成させる真摯な姿勢が、安藤さんの「クリエイティブの種」となり、Wakka Inc.のデザイン品質をより高く引き上げているのだと感じました。

※安藤さんの作品たち。表紙の写真はもちろん安藤さんが撮影されたものです。

それではまた👋

この記事を書いた人
林田 矩子

長らくサービス業に従事していましたが、結婚を機に営業事務職へ転身。Wakka Inc.では、管理部兼ライターとして働いています。 最近、明鏡止水 〜武のKAMIWAZA - の影響で、息子と一緒に合氣道を始めました。現在4級に昇級し次は3級を目指します。息子は6歳は9級です。

おすすめの関連記事