【男性社員の育休取得】「仕事」と「育児」両立のリアルを聞いてみました

2024.12.19
はたらき方
  • FaceBook
  • X
林田 矩子
【男性社員の育休取得】「仕事」と「育児」両立のリアルを聞いてみました

こんにちは。
Wakka人事担当の林田です。

今回の社員インタビューは、2歳の愛娘を溺愛する後藤さんです。
育児と仕事のバランス、育休を取得して感じたこと、育児で大変なことなどについてお話を聞いていきたいと思います。

目次

はじめに

近年、男性の育休取得が推進されていますが、育休取得への不安や躊躇を感じている方も多いのではないでしょうか?
そんな皆さんのために、当社社員である後藤さんが実際に育休を取得して感じたこと、学んだことをシェアしてもらいました。育児休業支援制度についても簡単にご紹介しますので、これから育休を取得予定の方や育児に携わっている方の参考になれば幸いです。

パパ歴3年目の後藤さんについて

まずは後藤さんについてご紹介します。

後藤さんはWakka Inc.歴9年目、パパ歴3年目。
会社では珍しい非エンジニアで、社内では営業・マーケティング・採用人事と幅広く業務に対応しており、会社がその時々に必要な業務に対して積極的に絡みに行くという行動力を売りにした1児のパパです。

Wakka Inc.へ入社する前は、うどんを打っていたり、企業でセールスやWebディレクターを務めていたり、フリーランスのWebプロデューサーとして活動したあと、Wakka Inc.へ入社と同時にベトナム・ホーチミンシティに移住したり、
とまあ、このように点と点が線で繋がらない少しミステリアスでアグレッシブなご経歴をお持ちの、
柔和で気さくな人物です。
人物像とご経歴だけでも1本記事が書けるのでは、と密かに思っています。

男性の育休取得について

育休を取得しようと思ったきっかけはありますか?

後藤:若い頃は自分が育休取得するようなマインドや働き方ではなかったのですが、いざ年齢を重ねて娘が生まれてみると、子が小さいうちは一緒にいる時間をできるだけ長く取りたいと強く思うようになりました。当社では女性はもちろんですが、男性社員の育休取得も奨励されており、上司や同僚からのサポートもあり安心して育休を取得することができました。

取得については総務への相談からはじまり、制度の確認と社への打診を行いながら仕事に穴があかないように調整をしていった形になります。

男性の育児休暇制度についてはご存じでしたか?

後藤:実はあまりよくわかっていませんでした。出産前に総務に相談して男性の育児休業について説明を受けました。出産後は予定通りこちらを利用して休暇取得を行った経緯です。

また、里帰り出産ではなかったので、娘が生まれてから『パパ休暇』を利用して産後8週間で育児休暇を取得しましたが、出産直後は妻の体調回復まで時間がかかりますので、最初の方に取得して良かったと思っています。

(※パパ休暇は産後8週間の間に取れる育児休業です。現在は「産後パパ育休」に制度が変わっています。下記図参照)

その後は育児休暇は取られませんでしたが、それはリモートワークを活かせると判断されたからでしょうか。子育てと仕事の両立のポイントなどあればお聞かせください。

後藤:はい。コロナ禍でしたしリモートワークの影響が大きいですね。ですがそれと同じくらい大きな理由のひとつに、育児だけでなく仕事も可能なかぎり継続したかった。という個人的な意思があります。

我が家は私だけでなく妻もフルタイムで働いており、お互いリモートワークと出社をかけあわせたハイブリッドワークです。運良く生後半年で娘を保育園に預けることもできたので夫婦とも継続して働けていますし、私がリモートワークを連続する日にあわせて妻が出張に数日出ることもあります。互いの出社・リモートワーク可能日にあわせて朝夜の子守担当を変えたり、家事担当をコントロールして生活ができています。

生活・環境の変化について

お子さんが新生児の時の1日のスケジュールはどのような感じでしたか?

後藤:実際のタイムライン詳細はあまり覚えていないのですが、育休中は娘のお世話と一般的な家事を中心に過ごしていました。妻が夜間の母乳で寝不足になることが多かったので、昼の間の家事育児をできるだけ引き受けるようなかたちです。ちょうどコロナ禍の趣味に料理をはじめていたこともあって、食事の準備なども積極的にしていました。

生まれたての赤ちゃんはとても可愛いのですが、新しい生活様式に加え、小さな命がすぐそばにある緊張感からいろんなことが心配になり夫婦ともにストレスがたまることがあります。
妻と協力して家事や育児を分担し、家族全員がリラックスできる時間を作るよう心掛けていました。

育休を取得して感じたこと、学んだことなどありますか?

後藤:育児の大変さと喜びを実感しました。初めは不安もありましたが、娘の成長を間近で見ることができる喜びは何にも代えがたいものでした。

個人的な学びとしては、育児を通じて時間管理や優先順位の付け方が上手になったと思います。我が家は新生児期からミルクと母乳の混合だったのですが、1日に何度もミルクをのませなければならなかったり、とにかく吐き戻しが多い子だったので、ミルク後のお着替えや、おむつ替えなどで自分の意思で動ける時間やタイミングが不規則になりました。これは新生児期だけではなく、娘が2歳になった今現在でもすべての行動で時間が取られるようになるので、以前のように時間に余裕をもった仕事準備などができなくなりました。

こうした経験から、仕事においては着手できたらできるだけ早く集中する、空き時間があればできるだけ業務を進めておく、といった時間に対する意識がより高まったと感じます。

ハイブリッドワークになったことで、住居環境も都内から郊外へ変わったと聞きました。子育てにも影響がありましたか?

後藤:毎日の出勤がなくなったことで、少し都内からは離れて暮らすことになりました。通勤時間は1.5時間ほど。郊外だと逆に特急電車などが充実していることからあまり苦にはなりませんし、通勤では貴重なひとり時間が生まれます。
教育や利便性を考えると都内での子育ては非常に充実していますが、選択肢のひとつとして、自然環境がよく、おおらかな人が多い土地での子育ても候補に入れることができると思います。

求職者の方へ、メッセージをお願いします。

後藤:当社は社員一人ひとりのライフスタイルを尊重し、家族との時間を大切にすることを推奨しています。育児休暇だけではなく、リモートワークが可能だったりと安心して仕事と家庭を両立することができます。家族と共に過ごす時間を大切にしながらキャリアを築きたい方にとっても当社は良い職場だと思います。
また、様々な社員のライフスタイルが存在しますので、そうした社内例を聞きにきていただくこともできると思います。皆さんのライフスタイルが当社にマッチするか、ぜひ検討してみてください。

まとめ

子どもはあっという間に成長していきます。あの時もっとほっぺたとほっぺたをくっつけておけば良かったと後悔しないようにしたいものです。
今しかできないことは今やっておく。
いい思い出は日々の生活を前向きにし、仕事への活力にもなると考えます。

当社は、まだまだ成長途中で社員数もそんなに多くはない為、相談もしやすい職場です。
子育てに対してもさらに働きやすい環境を提供できるよう精進する所存でございます。
一緒にWakkaを盛り上げてくれる方をお待ちしております!
入社後はどしどしご意見、ご要望もお聞かせいただければと思います。

ご興味を持っていただけましたら、ぜひお問い合わせください。

それではまた👋

この記事を書いた人
林田 矩子

長らくサービス業に従事していましたが、結婚を機に営業事務職へ転身。Wakka Inc.では、管理部兼ライターとして働いています。 最近、明鏡止水 〜武のKAMIWAZA - の影響で、5歳の息子と一緒に合氣道を始めました。 5級への昇級審査のため技5つを猛練習中です!

おすすめの関連記事