変化する業務と育児との両立 ~インフラエンジニアチームの働き方を紐解く!~

2025.10.27
エンジニアリング
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林田 矩子
変化する業務と育児との両立

こんにちは!人事部の林田です。

今回は、当社のITインフラを長年支える重要な存在であるインフラエンジニアの金さんに、お話を伺いました。Wakka Inc.のインフラエンジニアチームの特徴はプロジェクトに所属せず、部として独立しているというところです。
その部署をまとめているのが金さんです。
現在1歳半になるお子さんの子育て真っ最中の金さん。Wakka Inc.のインフラチームの役割や、子育てとのバランスのとり方などもお話ししていただきました。


林田
林田
今回インフラエンジニア、初インタビューとなります!よろしくお願いします。
金
はい!よろしくお願いいたします。
目次

Wakka Inc.のインフラエンジニア

金
もともとパソコンが好きだったこともあって、IT企業へアルバイトとして入社しました。それがWakka Inc.の直前の会社なのですが、そこでたまたま配属先が社内ネットワークやサーバ保守を担当するチームだったことでインフラエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。結果的に機械やインターネットの仕組みも好きになっていったので、そもそも向いていたのだと思います。
金
メインは、納品したシステムのサーバ設計・構築・運用・保守です。その他にパソコンのメンテナンス・設定、インターネットの契約、パソコンの周辺機器のことなど開発以外の業務を相談されることも多いです。業務の幅が広いので一言で説明するのはむずかしいですね。
林田
林田
確かに、まずは金さんに相談してみようっていう節がありますね。
金
一番大きなメリットは、開発部が開発に集中できる環境を作れることです。システム開発とひと言でいっても、サーバー、ネットワーク、セキュリティ、データベース、プログラミング…新しい技術が次々と出てくる中で、全てを一人でこなすのは不可能です。
インフラ部が独立していることで、インフラ担当と開発担当がそれぞれ専門分野に集中し、より高品質なシステムを開発できていると思います。会社としても、勉強会を定期的に開き、新しい情報に対応できる体制を整えています。
金
常日頃やり取りをしているわけではないですが、Lampartにもインフラチームがあるのでインフラに関する課題への質問や相談でやり取りをすることはあります。
特に、ベトナムに駐在する日本人メンバーとは、社内システムの最適化や、日本側とベトナム側双方の業務の進め方やルールを統一してスムーズに機能させるために、話し合う機会が多いです。

「体育会系」から柔軟な環境へ。クラウド化が変えた働き方

金
クラウドの運用は、物理サーバーとは全く違うので、新しい技術を習得する必要があって、最初は大変でしたけど、学ぶことは楽しいので面白かったです。
それに時代はクラウドだと確信していたので、社内に対しても強く推し進めることが出来ました。クラウドは可用性が高いので、障害も起こりにくくなりますし、サーバーの監視やメンテナンスも自動化できるので、運用コストも削減できています。
林田
林田
それは大きな変革ですね!
金
クラウド化は、本当にメリットしかありません。
昔は、昼夜問わず、障害が発生したら、データセンターにサーバー担いで駆けつけていました。
「IT土方」なんて言われて、本当に体育会系でしたよ(笑)。
その名残でインフラエンジニアには体育会系な人が多い気がします。
なにかあったら「行くぞー!!障害じゃー!!」みたいな人(笑)
金
でも今はクラウド移行で、サーバーを担ぐこともなくなりました。
AWSで障害が発生したら、もうこちらで出来ることはないので、「頑張ってー!」ってエールを送っています。
そもそも、もう嫌だったんですよ、物理サーバー。壊れたりするから雨の日も暑い日も寒い日も昼夜関係なく現場に行って直さなきゃいけなかったし(本音)

エンジニアとしての働きがいと今後の展望

金
個人的には、今の業務内容に満足していますし、新しい技術を試せる環境に感謝しています。最近はAI技術にも目を見張るものがあるので、どんどん触れて活用していきたいですね。
直近の課題としては、二人でやってきた業務の情報を整理して新メンバーに伝えていくことです。
これまでの経験や感覚的なところで業務をこなしてきた部分も多く、改めて言語化するという作業が結構大変で・・・。
今後事業拡大に伴ってインフラメンバーが増えることを考えると、良いタイミングだと捉えています。
金
そうですね。 裁量を持って仕事に取り組めるので、自分の意見や提案が反映されるのは、 やりがいにつながります。自分のアイデアを形にしやすい環境だと思っています。

Wakka Inc.が「働きやすい」と語る、子育てと仕事の両立

金
一番は、 子育てしやすい環境だということです。 有給も取りやすいですし、 子供の急な体調不良にも対応できています。妻も5月から育休が明けて、時短勤務で復帰したので、朝は私が保育園に送って、夕方は妻が迎えに行ったりと、出来ることを分担・協力しながら育児ができています。

もうすぐ1歳半になる息子が、もう本当に可愛くて仕方がなくて、毎日が癒しです。最近は言葉も少しずつ話せるようになってきて、成長が目に見えるのが嬉しいですね。男の子なので、これからもっとパワフルになるんだろうなと思うと、ちょっと大変な気もしますが(笑)。
金
大変だと感じることはないですね。出社する必要がない日は自宅で仕事ができるので、子供が体調を崩した時や、急にお迎えに行かなきゃいけなくなった時でも、柔軟に対応できるのが助かります。
社内のミーティングやスケジュールでリスケできるものに関しては、すぐに連絡して時間をずらしてもらったり、みんなで協力してくれていています。むしろ、早く行ってあげてくださいといった感じなので「ありがてぇー」って言いながら迎えに行ったりしています。
金
はい。有給を調整して海外遠征にもよく行っていました。お陰で、海外の危なくなさそうなところには、ほとんど行くことができた気がします。
金
はい。子どもが生まれる前も後も、仕事もプライベートも有意義に過ごせていると思います。
今子育て優先になっちゃって、歓迎会にも参加できてないんですけど、もう少し落ち着いたら、もっと社員のみんなと交流していきたいですね。

日本やベトナムのLampartメンバーとの交流について

林田
林田
交流といえば、以前の平野さん(代表)へのインタビューで、『今後仕事以外のことでメンバーと一緒にやってみたいことは?』という質問に「社員旅行」とおっしゃっていました。
金さんはどこか行きたいところはありますか?
金
どこでもいいですけどね、箱根とか熱海でも湯河原でもいいし。沖縄でも北海道でもいいし。家族も一緒に行けたらいいですね〜。
それこそベトナムに行くのもありですよね。家族も連れて行って一緒に働いているベトナムのLampartのメンバーを紹介したりするのも良さそう。
実際に会ってみないと分からないこともたくさんあるので、そういう交流ができたらいいですね。
金
そうですね。コロナ前には、ベトナムメンバーが何組かに分かれて日本に来てもらったこともあって、平日は出社して一緒に働いて、週末はみんなでディズニー行ったりして楽しかったので。
林田
林田
ベトナムのメンバーもきっとすごくいい思い出になりましたよね。
金
Wakka Inc.は自分のやる気次第で裁量をもらえます。プライム案件の強みで、お客さまとも自分の意見・提案をしながらで進められるというのはやりがいがあります。そういう土壌があるのがWakka Inc.です。そういったこともあり、積極的に取り組んでくれる方が入社してくれると嬉しいですね。

まとめ

今回のインタビューを通じて、インフラエンジニアとシステムエンジニアがそれぞれに専門性を追求しながら、高品質なシステムを開発できる環境だということが分かりました。そして、「子育てと仕事の両立」を可能にする柔軟さと温かいカルチャー。社内の協力的な雰囲気は、社員がキャリアを諦めることなく、プライベートの充実も実現できるよう、優しく後押ししています。

Wakka Inc.は、新しい技術に積極的にチャレンジしたい方、そして自身の裁量を持ってプロジェクトをリードしたい方にとって、成長できる最高の場所です。
あなたの新しい一歩を心からお待ちしています。

この記事を書いた人
林田 矩子

長らくサービス業に従事していましたが、結婚を機に営業事務職へ転身。Wakka Inc.では、管理部兼ライターとして働いています。 最近、明鏡止水 〜武のKAMIWAZA - の影響で、息子と一緒に合氣道を始めました。現在4級に昇級し次は3級を目指します。息子は6歳は9級です。

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