フロントエンドの外注は『Vue.js』ができる『ラボ型開発企業』で探そう

2022.01.05
ラボ型・オフショア開発
中垣圭嗣
IT企業トップ
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Wakka Inc.ベトナム拠点のラボマネージャーの中垣です。

最近、「自社サービスの運営に必要なフロントエンド開発ができる外注先を探しているが、どういった技術や基準で選定するべきかを悩んでいる」といった内容の相談をクライアント様や、新規のお問い合わせでご質問いただくことが増えてきました。

私も試しに「フロントエンド 外注」で検索してみると様々な受託開発企業やクラウドソーシングサイトなどが出てきて、外注先としてどこを選べば良いか分かりにくいと感じました。

一番早くて安心なのは知り合いの信頼できる会社やエンジニアの方に直接依頼することだと思いますが、昨今のIT人材不足でなかなかタイミング良く空いている方を見つけるのも難しいと思います。

そこで今回はサイトリニューアルやシステム改修などでコストパフォーマンス良く外注したいと考える方に向けて、いまおすすめのフロントエンドの外注企業の選び方についてポイントを絞ってご紹介したいと思います。

ラボ型開発に興味がある方は「【保存版】成長企業が導入するWakkaのラボ型開発」に詳しいサービス内容を掲載しているのでご覧ください。

目次

Vue.jsができる外注先を選ぼう

まず、Vue.jsとは?

vuejs_logo_icon

みなさんはVue.jsというJavaScriptのフレームワークをご存知でしょうか。Vue.jsとは主にフロントエンドのUIを構築するためのフレームワークで、フロントエンドのUI開発に必要な機能が揃ったツールのようなものです。

Vue.jsの大きな特徴としては、コンポーネント指向でUIを構成するパーツをモジュール化しているフレームワークのため、共通するボタンや入力フォームなど複数の画面で再利用することができデザイン反映や開発スピードを早めることができます。

また、Vue.jsにはVuetify.jsと呼ばれるマテリアルデザインに準拠した見た目や動きが出せるコンポーネントライブラリがあり、ユーザーにとって統一感があって使いやすいサイトデザインが実現できることが特徴です。

そのため、Vue.jsを使った開発経験のある会社を選ぶことで、UIについての判断が難しいという発注者の方でもある程度安心して任せることができます。

なお弊社でも『Vue.jsを活用した勤怠管理システム開発の記事』や『初心者の方向けのVue.jsハンズオンの記事』も掲載しています。
Vue.jsについて気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。

argon_vue_thumbnail

引用元:creative-tim.com

加えて、Vue.jsはページ遷移させる際にサイトのHTMLの一部分を切り替えてページの一部を差し替えることができるため、高速で斬新なUIを求められるサイトやSPA(シングルページアプリケーション)開発でよく使われています。

読み込みが重いページはユーザーの離脱につながるリスクがありますので、Vue.jsが使える外注先を選ぶことで発注者の与件に応じて、最適な動きをするサイト構築をしてもらいやすくなります。

まとめると、Vue.jsが使える外注先であればフロントエンド開発でSPAから大規模サイトまで対応でき、
使いやすく高速なUIの実現、中長期的な改修工数の削減
などが可能になります。

実際にVue.jsを導入している企業はいるの?

Vue.jsは高速で斬新なUIやコンポーネントの再利用がしやすいという特徴があるため、
有名サービスを展開する大手企業やベンチャー企業を中心に使われることが多いです。

具体的に、国内のVue.jsのカンファレンスやスライドシェアなどで調べると、
以下のような企業がVue.jsを利用しているようです

①LINE株式会社

コミュニケーションアプリでお馴染みのLINE社のWeb画面からアプリまで
幅広い領域でVue.jsが利用されているとのことです。

さらに、LINE株式会社はVue.jsの日本のユーザーコミュニティもイベントにも協賛しています。

詳細についてはLINE株式会社のslideshareでも公開されています。

②BASE株式会社

誰でも簡単にネットショップの運営ができるサービスを提供しているBASE社でも
フロントエンド開発でVue.jsが使われています。

BASE株式会社のブログには『なぜVue.jsを採用したのか』という背景についても
詳細に記載がされていますので、より深く知りたい方はBASE社のブログを見てみると良いかと思います。

BASEプロダクトチームブログ『BASEにおけるVue.jsのこれまでとこれから』

大規模案件や運用保守も任せたいなら、ラボ型開発企業を選ぼう

ラボ型開発とは、簡単にいうと外注企業で自社専任のエンジニアチームを構築してもらい、
一定期間継続して開発リソースを提供してもらうサービスです。

請負開発とは異なるため仕様が固まりきっていないプロジェクトやアジャイル開発に向いています。

主に、オフショア開発と組み合わせて海外の優秀でコストパフォーマンスの良いエンジニアチームが
対応してくれるケースが多いので請負開発よりも安く対応してもらえることが特徴です。

そのため、大規模サイト案件や運用保守など、
中長期的な開発案件をコストパフォーマンス良く進める時に適している外注方法です。

ラボ型開発のメリット・デメリットなど詳細は当社ブログに記載していますので、
ぜひこちらもご覧ください。

加えて、冒頭に紹介したフロントエンド開発に適したVue.jsは
中長期的な改修がしやすいフレームワークとなっており、ラボ型開発の強みと相性がよいと言えます。

まとめ

今回は、フロントエンドの外注の選び方のコツとして「Vue.js」が使える「ラボ型開発企業」を選ぶと良い理由についてご説明してきました。

弊社は10年以上のベトナムオフショア開発・ラボ型開発・現地子会社設立などの開発案件経験があり、今回紹介したVue.jsだけではなくフロントエンド、サーバーサイドまで対応することができる会社です。

大手企業・ベンチャー企業などの支援実績も多数ありますので、フロントエンドの外注先に困っている、中長期的な案件なのでコストパフォーマンス良く開発したいという方は、まずはお気軽に弊社にご相談ください。

また、ラボ型開発が初めてで不安という方に向けて、各種ガイドブックや1on1セミナーなどもご用意していますので、ぜひこの機会に活用してみてください。

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この記事を書いた人
中垣圭嗣

WebメディアでPGから管理職まで幅広く経験し、Wakka Inc.に参画。Wakka Inc.のオフショア開発拠点でラボマネジャーを担当し、2013年よりベトナムホーチミンシティに駐在中。最近では自粛生活のなかでベトナム語の勉強にハマっています。

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