キャリアも、おしゃれも、自分らしく。中谷さんが語るSEのリアル


こんにちは。人事部の林田です。
猛暑が続いておりますが、まだセミの鳴き声が聞こえてこないなと思う今日この頃です。セミの幼虫も暑すぎて土の中の方が快適だったりするのでしょうか。
早いもので、去年の初夏からWakkahubで記事を書き始めて、ちょうど1年が経ちました。社員インタビューでは普段じっくり話すことのないメンバーから話を聞くことができ、とても有意義だなと感じています。これからもWakka Inc.の魅力を伝えるべく続けていきたいと思います。
さて、今回インタビューさせていただいたのは、Wakka Inc.のシステム開発を支える柱の一人、システムエンジニアの中谷さんです。
Wakka Inc.は特徴としてシステム開発の上流工程(要件定義〜設計)を日本、下流工程(製造〜テスト)をグループ会社のLampart(ベトナム)と、分業体制をとっています。
この環境の中で、中谷さんはどのように業務を進めているのか、どうしてWakka Inc.への転職を決めたのかなどお話を聞いていこうと思います。
中谷さんについて

中谷さんはWakka Inc.にシステムエンジニアとして入社して5年目になりますが、今はどんなプロジェクトでどんな業務に携わっていらっしゃるのでしょうか。

Wakka Inc.が開発から10年以上携わってきたシステムがあるんですけど、そのシステムの機能追加や改善・改修に関する上流工程を担当しています。お客さまとの要件調整から設計レビュー、製造開発チームとの連携、リリース対応まで一連のプロジェクト管理・推進といったところですかね。
元々システム開発に興味があってエンジニアになったんですか?


転職しようと思った理由


大阪から東京への転勤は抵抗がなかったんですね。


それは願ったり叶ったりだったんですね。 趣味も楽しみやすい環境になったのに、それから数年後に転職を考えるようになったという事でしょうか。

転職先をWakka Inc.に決めた理由


そんな中、河原さん(開発部長)との面接が印象に残りました。河原さんの、いい意味でのゆるっとしたところが心地よさそうで、働きやすそうだし、ちゃんと仕事ぶりを見て評価してくれそうだなと思えました。
今後も上流工程でやっていきたいなって思っていたし、これまでの経験も活かしたかったので。前職はSESだったので、プライム案件で上流ができるというところもキャリアアップとして魅力的に感じました。
あと、これは入社してから気づいたんですが、Wakka Inc.って髪型とか服装についてゆるいですよね。髪色とかも。
確かにそう思います。少数派ではありますけど、金髪、青、赤、ピンクのかたもいらっしゃいますね。ちなみに、以前から気になっていたのですが、中谷さんの髪型は鬼滅の刃にでてくる、禰豆子ですよね?

全部染めるとてっぺんから黒くなってくるのが気になってきちゃうから、先の方だけ脱色して色を入れるようにしてます。色を変えたりするとテンション上がるしおしゃれだし、傷んじゃって髪がボロボロになっても先の方を切れば良いしなって

業務内容について

要件をまとめるって、お客さまがシステム開発について詳しい人だったら、話もスムーズに進むと思うんですけど、私みたいにシステムに対してド素人だったりすると、要件をまとめるのは難しそうです。

今担当しているお客さまについては最初から具体的に出してくれる方が多いので、そのあたりはスムーズです。やりたいことをスプレッドシートに箇条書きでまとめられていたり、パワポで具体的な画面イメージを出してくださるところもあるし。
そういうものがなかった場合は『何をやりたいのか』っていうところのイメージを作って、これで良いでしょうか?って確認しながら進めるんですけど、そうするとそこでまた具体的な意見が出て来たりするので、少しずつすり合わせて認識に齟齬がでないようにまとめています。
担当されているプロジェクトは新機能の追加だったり改善という事ですが、チームのメンバーにはそれぞれ役割があったりするんですか?

中谷さんの業務についてもう少し詳しく聞かせてください。IT素人の林田を相手に話すのは難しいと思いますが。

うーん、どう言えばいいのか。
担当するのが多いのは、別システムとの連携部分です。機能連携とか外部連携ですね。それから今は新サービスの申し込み周りの機能を担当しています。
今のプロジェクトは、機能をリリースするっていう大きめの依頼と、細かい修正や機能改善といった小さめの依頼の両軸で動いているんですね。
お客様からの要件を元に仕様を決めて、関係者とともに設計に落としたものを、ベトナムのLampartに流す形で進めています。
大きめの機能をリリースする時と、機能改善との両軸で動いているという事で同時進行が多いと思うのですが優先順位はどうやって決めているんですか?

もちろん、チーム内の他のメンバーの担当案件にも影響が出ちゃうことにもなるので、チーム内でもコミュニケーションを取って調整することも必要になってきます。
多方面に対して目配り気配り思いやりが必要になってきますね。 そんな中、中谷さんの業務の中で一番大変だと思うものはありますか?

協力会社さんに作成してもらった設計書のレビューが一番大変といえば、大変かな。
修正してもらった後にまだなんか違うなって感じたときに、そこからどこまで直してもらうかの判断がむずかしくて。
ゴールが変わっちゃうような間違いはもちろん指摘して直してもらうんですけど、途中の処理のところで、自分だったらこうするけど、人によってはOK出すだろうしなぁっていう微妙なラインのときが難しいです。伝え方って難しいなと悩んでしまうことがあります。
大変な時でも、中谷さんっていつも穏やかな雰囲気を醸し出していますよね。

メンバーにも協力会社さんにも、コミュニケーションを取りやすい人間でいる必要があると思ってるから。
厳しいことを言わなきゃいけないときもありますけど。
厳しく言ったりするんですか?全然イメージつきませんけど。

「言ったよね?」とか「○○もできないの?」みたいな、プラスにならないような言い方はしないようにしています。
安心して意見を言ったり、質問したりできる環境ってお互いのリスペクトにもつながりますよね。業務に関連することで言うと、残業はどうですか?Wakka Inc.の平均残業時間は15時間を切るくらいだと認識しているのですが。

その後動作確認で、不具合があったり、思った動きと違うって指摘があったりしたら、すぐにベトナム側に修正指示を出したりと、バタバタすることもあります。
そのときはベトナムのLampartメンバーもスタンバイしてるんですか?

リリースの時は、不具合に対してもいつも以上にスピーディーに対応してくれます。
ベトナムとのやり取りって難しそうっていう印象を持っている方も多いのですが、実際のところどうですか?

仕事での達成感はどんな時に感じますか?

今のプロジェクトはリリースしたと思ったら、次の改修案件が来るっていうのがずっと続いていているので、まだまだ途中の通過地点なんですよね。
でもまあ、リリースしたサービスがちゃんと運用できて回ってるのを見ると、良かったなと思いますし、実現させていく過程そのものが面白いなとは感じています。
納期が早まったり、優先順位が入れ替わったりする関係で、Lampartのメンバーに一番しわ寄せがいってしまうことは、毎回申し訳ないなと思っていますけど。
Wakka Inc.と中谷さん


少しずつ人が増えてきましたけど、少数精鋭なところはまだあるんじゃないかなと思います。
一人一人の責任というか、能動的に考えて業務にあたっている感じがします。
そこが、やっていて楽しいって思うところでもあります。
Wakka Inc.に入って成長できたなと感じるところはありますか?

過去にやってきた業務と似ていることを続けているから自分では実感がないような・・・。
ただ、前職ではできなかった業務に携わるようにもなったので、そこは成長しているといえるかもしれません。
携わっている業務のゴールはまだまだ先かもしれないですけど、今後やってみたい、挑戦したいなということはありますか?

プロジェクトの内容が違えば進め方も違ってくるので、他のチームがどういった方法をとっているのか興味があります。
最後に、転職前の中谷さんみたいにキャリアに悩んでいる人や、新しい環境に挑戦したいと考えている人に向けてひと言いただけますか?

まとめ
「コミュニケーションを取りやすい人間でいること」というところに、穏やかな中谷さんの中のプロフェッショナルな精神を垣間見ることができました。
Wakka Inc.では、中谷さんのように実直で経験豊富なエンジニアが多数活躍しています。そんなメンバーと一緒に業務を遂行していくことは、エンジニアとしてスキルアップできる環境でもあると思います。もちろん自ら課題を見つけて解決していく姿勢は大切にしていますが、そういったことも経験を重ねることで幅を広げていくことが出来るのではないでしょうか。
「もっと成長したい」「新しいことに挑戦したい」という意欲をベースに経験値を積み上げられる環境がWakka Inc.にはあります。
ご応募お待ちしております!
それではまた👋

長らくサービス業に従事していましたが、結婚を機に営業事務職へ転身。Wakka Inc.では、管理部兼ライターとして働いています。 最近、明鏡止水 〜武のKAMIWAZA - の影響で、息子と一緒に合氣道を始めました。現在4級に昇級し次は3級を目指します。息子は6歳は9級です。
このオウンドメディアのWakkahubは、Wakka Inc.に興味を持っていただいた求職者の方にも読んでいただいているという事が分かりましたので、中谷さんのインタビューを通してさらにWakka Inc.の魅力を伝えられるといいなと思っています。